2015年6月19日金曜日

ボストン生活のセットアップ(2:携帯電話)

 先日、フレッチャーの近く…と行っても歩けば30分ほどかかるMedford Squareというところにお寿司を食べに行きました。お店の名前はNijiya。日本語っぽい名前ですが、日本人っぽい店員は見ていません。むちゃくちゃおいしいというわけではないけど(シンガポール人の友人はvery nice!と言っていたので判断がわかれるところ)、ランチなら15ドルほどで食べ放題、クレイジー巻き、ドラゴン巻き、レインボー巻き、といった素敵な名前のお寿司が思う存分楽しめます。普通の握り寿司もあります。アメリカのお寿司としては安い方なので、お米、生魚が恋しくなった時の切り札としてどうでしょう。ある意味、アメリカ文化体験でもある。と言えるかもしれない。


レインボー巻き(奥)、クレイジー巻き(手前)、その他普通の握り寿司。

☆携帯電話の契約について☆
 今や生活になくてはならない携帯電話、要するに、スマホ。どうすると一番安心か、どうすれば一番得か、考えてる人も多いのでは。
 ボストンでのスマホ生活の送り方としては、①日本で契約する(メジャーなキャリア各社が、アメリカでのサービスを持っていたはず)あるいは②アメリカで契約する、の二択があると思う。
 では、どちらを選ぶか。

 ボストンはwifiが発達している。国際線の窓口となるボストンローガン空港のwifiがフリーであることに始まり、スタバを始めとしてだいたいどこのカフェやレストランでもwifiは飛んでいるし、タフツの敷地内はもちろん。家も無線LANを申し込むことがほぼデフォルトだろう。となると、wifi以外の、自分の契約している回線を使ってデータ通信をするのなんて移動中くらい。
 ①の利点は、恐らく、慣れ親しんだ日本で契約する安心感と、データ通信使い放題であること、そして日本の固定電話かどこかに電話かけ放題とか、そういう面だろう。データ通信使い放題は、恐らくボストンではそこまで力を発揮しない。前述のように、wifiが飛びまくっているから。となると、データ通信使い放題以外のところにものすごく魅力を感じる場合は、①でもいいかもしれないが、日本の感覚と同じく、使い放題という部分に魅かれているのであれば、②でも全く構わないと私は思う。あくまで個人的な意見ですが。

 契約は、ボストンではそこまで難しくない。AT&T, T mobile, Verizonあたりを使っている人が多いように感じているが、どれもダウンタウン(駅で言うと、Downtown Crossing, Park Streetあたりを中心に広がっているエリア)にいけば簡単に店舗を見つけられる。それぞれの長所、短所については私はよく知らないし、タフツ大学のキャンパス内では基本的にwifiが繋がるので、どのキャリアが繋がりやすいかなんていうのもあまり気にしたことがない。。どれでもあんまり変わりないんじゃないかなーなんて思ってるけど、精査したいのであれば、アメリカ人の友達に聞いてみるといいと思う。
(サマースクールであれば、フレッチャーの学生がTAとして週に一度は登場すると思うので、その人に聞いてみてもよいかも。)

 契約にあたっては、SSN (Social Security Number)がなくても、パスポートと既存のクレジットカード等、身分証明がきちんとできて、SSNの代わりにデポジットが払えれば問題なく契約できる様子。デポジットの額は、色々聞くが、高くても500ドルくらいだと思う。

 というわけで、前回の口座開設と同じく、ちょっと英語で話すのがストレスフルなだけで、非アメリカ人としての立場のせいで何かややこしい問題に直面することはまずないと思ってもらって大丈夫だと思います。上述したAT&T, T mobile, Verizonはどれも大手で信頼おける会社だと思うので、そういう意味でも大丈夫なはず。ボストンは留学生が多いので、店員さんも非アメリカ人慣れしてる部分があるし。

 なお、AT&TやT mobileでは、実際の家族でなくてもできる「家族割り」的な制度があるらしい。友達4人くらい(4人以下だったかな…そのへんはよく知りません)で「家族」と呼ばれるグループを作って契約すると、全員で請求書を共有するようになり、その結果、普通に契約するより安くなるそう。自分自身がやっていないのでこのへんはうろ覚えというか、曖昧ですが、従量制ながらも月々50ドル程度で収まるとか聞いています。(従量制なので、定められている以上にパケット通信をしてしまうと追加金額が発生するようだけど、wifi天国で普通に暮らしていれば問題なさそう。)なので、渡航してすぐに急いで一人で契約に行くより、4人程度友達を集めて一緒に行くと、もっと幸せなボストンライフが送れるかもしれません。

※以上については、私も正確なところはよくわかっていないし、携帯会社なんてこの一年の間にもきっと色々新しいプランを出して来ていると思うので、正確な情報については各社のホームページを読むか、実際に店舗で店員さんと話してみて下さいね!

 私はiphoneを使っているんですが、今のところ友達との間でよく使う連絡方法は、個人的ランキングでは①Text messages, ②facebook messenger, ③普通のメール, ④Whats App, ⑤LINE(一部日本人の友人とだけ)かなー。①以外は、データ通信を使ってやり取りするので、wifiがあればやはり問題はありません。
 日本でiphoneを持ってたことがないので、①text messageというのがiphoneならデフォルトで入ってるものなのかどうかはわかりません。。なんか緑色の、吹き出しマークのアイコンで、電話番号を知ってたらそれでメッセージが送れるやつ。日本でもあったのかなぁ、これ。とにかく、一番よくバーチャルでも連絡を取り合う友達たちとはこれを使ってます。仕組みはよくわからないけど、半分くらいの友人とのやり取りはデータ通信、残り半分は電話回線を使って送受信されている様子。。なお、「メールするね!」というかわりに、"I'll text you!"というフレーズの方がよく聞く気がする。本当にEメールを送る場合は別だけど。
 ④はLINEと殆ど同種のアプリで、アメリカで普及しているものです。普通にダウンロードできる。よくこれを使う人たちもいるみたいだけど、たまたまなのか私の周りではあんまり使っている人がいない。ただ、最初の学期の経済学のスタディグループでは、連絡をとるためにWhats Appのグループを作ったりもしたので、アカウントだけ作っておくといつか使う時があるかも。私は、そのスタディグループ以来一度も使ってないけど…。
 ⑤LINEは日本人どうしで連絡をとる時に変わらず使ったり、日本に滞在経験のある学生がアカウントを持っていたりするので、そんな時は話の種になります。
 ちなみに、まめ知識ですが、スマホのアプリのことをこちらの学生たちはApp(発音は、エーピーピー)と呼んでるみたい。今ふと、アメリカ生活で便利なAppについていつか書こうかと思ったけど、新しくダウンロードしたものがWhats Appとyelp以外にほぼないことに気付いたので、私には書けそうにありません。。



唐突ですが、Charles River. たまに行くと落ち着く。


☆勝手にボストン観光名所紹介(2:イザベラ・ガードナー・ミュージアム)☆
 別に美術館マニアというわけではないんですが、ボストンにはいい美術館が色々とあるので必然的にこうなってます。単純に観光するだけじゃなかなかたくさん訪れるのは難しいから、ボストンに住むことの醍醐味の一つかもしれません。

 さて、この美術館、ネイティブの友人ですら「Elizabeth something museum」と完全に間違って覚えてしまうほど長い名前ですが、正式名称はイザベラ・スチュワート・ガードナー・ミュージアム(Isabella Steward Gardner Museum)。こないだ紹介したボストン美術館のすぐ近く。駅も同じく、Green LineのMuseum of Fine Arts駅から徒歩5分ほど。イザベラさんというお金持ちの女性が集めた美術品で古代ローマ風の邸宅を飾り上げたという何とも豪勢な美術館ですが、「自然光で楽しむ美術品」というモチーフの通り、光がたくさん入った中庭はタイムスリップした気分になれる美しさで、それぞれピンクだったり青だったりテーマやテーマカラーの異なる各部屋は歩き回るだけで楽しい! 3階建てだけど、そこまで床面積が大きくないので2時間くらいあれば全部回れるかな。同級生の間でも、「あそこ楽しいよね!」と評判がよい美術館。無料にはならないけど、学割がきく。

 イザベラ・ガードナー・ミュージアムの写真はそういえば撮っていないので、上記リンクから公式HPでお楽しみ下さい。笑 

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