私が1年目で履修した授業の中で、ビジネス系の授業で特に面白かったものについて紹介する。
フレッチャーでファイナンス?と思う人もいるかもしれないが、フレッチャーにはInternational Finance and Bankingという専攻が存在するし、ファイナンスを専攻分野の一つとしている生徒も少なくない。
本授業は、コーポレートファイナンスの基礎授業で、ファイナンスで人気教授のJacque教授が教えている授業の一つであるため、Jacque 1と呼ばれている。財務諸表の分析から始まり、投資評価、資金調達、資本構成、企業価値評価等について学ぶ。
昨年の秋セメスターは、Jacque教授はサバティカルで不在だったため、Schena教授が本授業を担当した。授業はレクチャー形式だが、毎週のプロブレムセットの提出と、グループワークによるケースレポートの提出が求められていたため、負担が大きい授業の一つだった。
本授業は、コーポレートファイナンスの基礎授業で、ファイナンスで人気教授のJacque教授が教えている授業の一つであるため、Jacque 1と呼ばれている。財務諸表の分析から始まり、投資評価、資金調達、資本構成、企業価値評価等について学ぶ。
昨年の秋セメスターは、Jacque教授はサバティカルで不在だったため、Schena教授が本授業を担当した。授業はレクチャー形式だが、毎週のプロブレムセットの提出と、グループワークによるケースレポートの提出が求められていたため、負担が大きい授業の一つだった。
中間試験と最終試験に加えて、最終プロジェクトでは、グループで選択した会社の企業価値評価を行い、クラスメートの前でプレゼンテーションを行った。私のグループは、1-800 flowersというオンラインでフラワーギフトの販売を行っている会社を選んだ。1-800 flowersは、フラワーギフトを中心に、お菓子や果物などのバスケットギフトもオンラインで販売している企業であるが、評価の過程で、この企業の事業効率化やマーケティングの手法等についても詳しく知ることができたのは面白かった。
ファイナンスを勉強することが初めてかつド文系の私は、苦労した授業だったが、ケーススタディーを通じて、企業の事業構造や戦略を分析することができ、とても面白かった。
・International Financial Management(B221)
いわゆるJacque 2と呼ばれる授業。春学期に開講されている授業で、上記コーポレートファイナンスを履修していることが履修要件となっている。為替政策、為替レートの変動に伴って企業が直面するリスク、リスクヘッジの手法等について学ぶ。
教授がフランス出身のため、最初彼の発音に慣れるのと、質問の意味を理解するのに時間がかかったが、最終的にはとても好きな授業の一つになった。
Jacque教授は、学生思いの教授としても有名で、例えば、大雪のための補講に出席できなかった少数の学生のために、さらに追加で時間をとって補講を行ってくれた。これは、アメリカが事後に授業評価を行い、それがきちんとその後の授業に反映されることにも関係しているのかもしれないが、クラス全員が授業についていけているかをきちんと気にかけてくれる教授のように思う。授業でも、発言していない学生がいると当てられて発言を求められるため、常に気が抜けない授業だった。
コーポレートファイナンスの授業と同じように、プロブレムセットとケースレポートが求められており、中間試験と最終試験に加えて、最終レポートでは、新興国市場における最適な株式のポートフォリオマネジメントの分析を行った。
春学期は、とても忙しく、水曜日朝の締め切りのケースを日曜に読んで分析し、火曜日にレポート書き上げるといったギリギリの対応が続いたのはあまり良くなかった。チームで分担して作業を行ったが、このギリギリ作業のために、他のチームメイトが作業した箇所の確認までする余裕がなく、グループレポートはあまりよい評価はもらえなかった。
コーポレートファイナンスに続き、苦労した授業で、成績もいまいちではあったが、非常に勉強になった授業だった。
いわゆるJacque 2と呼ばれる授業。春学期に開講されている授業で、上記コーポレートファイナンスを履修していることが履修要件となっている。為替政策、為替レートの変動に伴って企業が直面するリスク、リスクヘッジの手法等について学ぶ。
教授がフランス出身のため、最初彼の発音に慣れるのと、質問の意味を理解するのに時間がかかったが、最終的にはとても好きな授業の一つになった。
Jacque教授は、学生思いの教授としても有名で、例えば、大雪のための補講に出席できなかった少数の学生のために、さらに追加で時間をとって補講を行ってくれた。これは、アメリカが事後に授業評価を行い、それがきちんとその後の授業に反映されることにも関係しているのかもしれないが、クラス全員が授業についていけているかをきちんと気にかけてくれる教授のように思う。授業でも、発言していない学生がいると当てられて発言を求められるため、常に気が抜けない授業だった。
コーポレートファイナンスの授業と同じように、プロブレムセットとケースレポートが求められており、中間試験と最終試験に加えて、最終レポートでは、新興国市場における最適な株式のポートフォリオマネジメントの分析を行った。
春学期は、とても忙しく、水曜日朝の締め切りのケースを日曜に読んで分析し、火曜日にレポート書き上げるといったギリギリの対応が続いたのはあまり良くなかった。チームで分担して作業を行ったが、このギリギリ作業のために、他のチームメイトが作業した箇所の確認までする余裕がなく、グループレポートはあまりよい評価はもらえなかった。
コーポレートファイナンスに続き、苦労した授業で、成績もいまいちではあったが、非常に勉強になった授業だった。
・Strategy and Innovation in the Evolving Context of International Business (B236)
MIBのDeanであるBhaskar教授により教えられているストラテジーとイノベーションの授業。プレセッションで開講しているストラテジーの授業と似ているが、よりイノベーションに焦点を当てた授業となっており、ケーススタディーを通じて企業のイノベーション戦略について学ぶ。
授業は、ディスカッション形式だが、グループでまず議論をして発表させたり、生徒にビジネスプランを考えさせ、それに対して別の生徒が投資家として発言をするなど、生徒が飽きないような工夫がされている授業だった。
課題も、今から10年後のエコノミストの表紙を考えたり、春休み中のAnnoying(困った)できごとに対して、どのようなイノベイティブな解決方法が考えられるかについて検討したり、創造力も求められる面白い授業だった。
最後は、グループプロジェクトとして、イノベーションのジレンマを抱えている企業の分析を行い、ケーススタディーとしてレポートを書くのだが、私のグループは、アメリカのスノーボード会社を選択した。調査の過程で、実際の企業に電話インタビューを行い、マネージャーから直接話を聞くこともでき、企業戦略、直面しているジレンマについてより深く理解をすることができた。また、実際にそのケースを使って、グループで授業を行ったため、ケースを深く理解することに加えて、議論の時間配分や、クラスメイトにより理解してもらうためには、どういう風に授業を導けばよいかなど学ぶことができた。
他のグループの発表も、ユニクロ、GoPro、Hoka One One、起業している生徒自身の会社についてなど、多岐にわたり勉強になった。
2015年はまだ掲載されていないが、昨年のケーススタディーについては、フレッチャーのHPでも紹介されている。http://fletcher.tufts.edu/IBGC/Lab/StudentResearch/Student-Case-Studies
春休み中のAnnoyingなできごと→パッキング
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