2015年7月21日火曜日

MIBプログラム


こんにちは。本日はMIBプログラムについて紹介したいと思います!


■プログラム概要
MIB(Master of International Business)プログラムは、国際関係の要素とビジネスの要素を組み合わせたプログラムで、毎年30名前後の生徒が入学します。このプログラムは2008年頃に設立された新しいプログラムで、プログラムの趣旨(売り?)としては、『ビジネスを取り巻く環境はより複雑になっていき、政治、法律、経済などの国際情勢を鑑みた上でのリーダーシップ・判断が必要となっていく。その環境に適応できるような”contextual intelligence”を国際関係・ビジネスの双方を複合して学ぶことで培っていく』、というものになっています。


■生徒のバックグラウンド
他のプログラムと比較し、民間企業から来ている生徒が多いです。特に、Social Business、Inclusive Businessをしたいと思っている人や、民間企業から国際機関/国際開発分野へキャリアに転換したい人が多いように思います。

学生の国籍は、Class of 2015, 2016の場合は、ざっくり半数はアメリカ人(もしくは、ヨーロッパとアメリカの両方の国籍を持った人含む)で、その他、メキシコ、トリニダートトバゴ、チリ、エクアドル、ナイジェリア、トルコ、インド、パキスタン、バングラデシュ、中国、台湾、韓国、日本・・という感じです。(思いつく限りですが・・)


ボストンの束の間の夏、ピクニック中の一コマ。女性が多いような気がしますが、現実は半々かな・・


■卒業要件
他のプログラムと比べて、MIBの要件、必要単位数は多めになっています。

(1) 必要単位:18単位(ちなみにMALDは16単位です)
(2) 必要コース/要件:①-③の観点で、それぞれ満たす必要があります(ちょっと複雑)
 
 ①MIBの必修コース(Core Curriculum):多いですが、皆で同じクラスをとれるので仲良くなります。
 
  <Business Core>:3.5 - 4.5単位
  • Strategic Management (0.5)
  • Financial Statement Management (1)
  • Foundations in Corporate Finance (1)
  • Statistics: Data Analysis and Statistical Methods for Business (1) ※事前に免除可
  • Marketing (0.5)
  • Regional Course on Business and Economic Contexts (0.5)-> China / Europe / India / Islamic World / Latin America から選択。Africaのコースも開始されるかも

  <Economics Core>:0 - 2単位
  • One microeconomics course: Managerial Economics(0.5) or Microeconomics (1) ※事前に免除可
  • Global Macroeconomics (1) ※事前に免除可 
  <International Affairs Core>:3単位

  • One international law course: International Business Transactions or International Fiscal and Financial Law (1)
  • Two Diplomacy, History and Politics (DHP) courses:DHPというカテゴリのリストの中より、2つを取る必要
 ②各フィールドの要件:下記2つのフィールドから一つずつフィールドを選び、選んだフィールドの要件を満たす仕組みです。
   ※よくあるフィールド内の要件は、必修科目1単位+選択科目2単位の計3単位など。
  • International Business Fields International Finance and Banking /  Marketing /   Public and NGO Management /  Strategic Management and International Consultancy
  • International Affairs Fields Development Economics  /   Human Security/Comparative Politics /  Humanitarian Studies /  International Business   and Economic Law /  International Business Relations /  International Environment and Resource Policy /  International Information and Communication /  International Monetary Theory and Policy /   International Negotiation and Conflict Resolution /  International Organizations /  International Political Economy /  International Security Studies /  International Trade and Commercial Policies /  Law and Development /  Pacific Asia /  Public International Law /  Southwest Asia and Islamic Civilization /  United States /   Self-Designed Fields of Study
 
 ③Capstone Project:いわゆる修論。         MIBの場合は、ケーススタディ、ビジネスプラン、市場分析などでもよさそうです。
 
※
Fletcherには、Language Requirementもあります。日本語で高等教育を受けてきた(英語がSecond Language)方は不要です。English Nativeの学生や、高等教育まで英語で学環境で育ってきたクラスメートは、試験を受けています)


私は現在1年目を終えたところですが、最初の1年、特に最初のセメスターは、MIBの皆で同じ必修の授業をとるので、必然的に仲良くなりやすいです。(逆に言うと、好きな授業をとれるのは1年目の2つ目のセメスター以降のお楽しみになることが多いです。)

専攻ですが、国際関係フィールドからはDevelopment Economics、ビジネスフィールドからは、何にするか現在検討中です。(入学して即座に!というよりは、クラスを受講しながら、専攻を決めていく人が多いように思います)

また、フレッチャーでは、ハーバード大学とクロスレジスターができるので、同級生はHBS(ビジネススクール),HKS(ケネディスクール), HGSE(教育大学院)等の授業を履修していました。MITの授業も先方の教授・フレッチャーの履修担当の人との交渉次第で履修できることもあるようです。
 

■MIBならではの・・
基本的にフレッチャーは「Flexible」を売りにしているので、MIBの人しかとれないクラス等はありません。(そういうのを作らないようにしているそうです)

MIBプログラム特有のもので、カリキュラム以外には、以下のものがあるかと思います。
  • Dean Dr. Bhaskar Chakaraborti: McKinseyパートナーであったこともあり、スマートであることはもちろん、プレゼンや授業のファシリテーションがユーモアたっぷりで物凄く上手なDeanです。彼の受け持つクラスは大人気。
  • MIB Town hall meeting:
    各セメスターごとに、MIBの学生(1,2年生両方)向けに開催されます。
    Alumniからのインターン、就職活動についての情報共有があったり、DeanやMIBスタッフとともに、プログラムについてのフィードバック、新たな取り組みについての共有をしたりします。その後にパーティーなんてことがあったりなかったり。
  • IBGC(Institute for Business in the Global Context):
    リサーチセンター(?)のような立て付けで、
    MIBプログラムのスタッフが運営しています。IBGCのイベントとして、民間企業のExecutiveを呼んでの講演は頻繁に行われています。また、リサーチアシスタントとしてパートタイムで働いている学生もいます。(活動はMIBの学生に限ったことではないです)
  • MIBスタッフとの距離が近い
    (これは個人的な所感ですが、一学年
    30人程度なので、スタッフは必然的に?顔と名前、専攻・興味分野やインターン先やを覚えてくれているように思います。)




真ん中にいる人がDeanです。プレゼンのユーモアやファシリテーションが絶妙。


フレッチャーは全体として(規模が大きくないこともあり)、仲良く和気藹々とした雰囲気が流れていると思いますが、MIBは、最初から必然的に同じクラスを取ることもあり、その中でも「MIBネットワーク」は強いです。

個人的には、MIB最初の1年目は、上記の必修を中心としたクラスがほとんどになったので、2年目は必修以外の興味のあるクラスや、ハーバードのクラスを取れたらと思っています。

今度はインターン・就職活動について書いていきたいとおもいます♪



 テスト前の勉強 for Econometrics(計量経済学)..久しぶりに数学と格闘しましたが勉強になりました。

2015年7月3日金曜日

家族連れの留学(その1)

フレッチャーとは直接関係ないかもしれませんが、私からは「家族連れの留学」について、1年間を終えて考えたことを徒然に書かせていただきます。
私は、専業主婦だった妻と1歳になったばかりの息子と渡米し、フレッチャーでの留学生活を1年送りました。私はMALDの2年コースに属しているので、あと1年残っています。
(※個人的な見解もかなり含まれておりますので、かいつまんでご参考にしていただければ幸いです。)

◆家族連れで留学すべきか??

家族がいらっしゃる方々にとってまず最初に考える必要があるのが、「家族を連れて行くか、否か」だと思います。
自分の経験を踏まえて、家族連れで留学するメリットとデメリットを以下に書かせていただきます。

◎メリット

・米国生活という貴重な経験を家族で共有できる
・寂しくない
・食事や掃除など、身の回りの家事をやってもらえるので勉強に集中できる
・家族のイベント・地域コミュニティーに参加しやすい
・子供の教育環境が良い(お子さんのおられる方)

●デメリット

・家庭があるため、時間が制約される
・家庭があるため、英語にどっぷり浸かる環境に身を置くことができない
・家族分のコストが余分にかかる


以下、それぞれもう少し詳しく記載させていただきます。

◎メリット

・米国生活という貴重な経験を家族で共有できる
これが最も大きなメリットではないかと思います。今後海外勤務が頻繁にある、あるいは米国で働くことを考えている方々は別として、米国での貴重な経験を、今後一生(おそらく)生活を共にする家族と共有できることは、この上なく価値のあることだと思います。
 私も初めての海外暮らしで、この1年間で様々な困難に直面しましたが、家族のおかげで乗り越えることができました。また、こちらで美味しいものを食べたり、旅行したり楽しい経験もたくさんしましたが、それらを家族で共感でき、家族の絆をより深めることができたと思います。

・寂しくない
人によるかもしれませんが、異国での生活で孤独を感じることもあると思います。慣れ親しんだ家族と一緒であれば、そのような孤独感や、いわゆる日本へのホームシックを感じることも少ないと思います。
 私は、学校であった出来事(愚痴なども)を帰宅後に妻に話したり、子供の面倒を見ることで、かなり精神的にリフレッシュできていたと思います。

・食事や掃除など、身の回りの家事をやってもらえるので勉強に集中できる
当然ですが、一人暮らしの場合は何もかも自分でやらなければなりません。特に食事は忙しい中で自分で用意するのは大変ですし、外食するにしてもコストや栄養の面からいろいろと考えなければなりません。(学校の食堂や周りにもレストランがいくつかありますが、飲み物など入れると1食あたり最低10ドルくらいはかかってしまいます。)
この点、家族が一緒であれば、食事の準備を含めた家事をお願いすることが可能です。(もちろん時間の許す限りお手伝いしなければなりませんが。)
 私は、学校に行っている間、子供の世話はもちろんのこと、掃除や洗濯など基本的な家事は妻にやってもらっており、レポートの提出前や試験期間などで忙しい時期は大変助かりました。特に食事については、毎回の食事と、昼にはお弁当を用意してもらえたおかげで、バランスのとれた食事をとることができ、コストも抑えられていると思います。

・家族のイベント・地域コミュニティーに参加しやすい
単身での留学と比べて、どうしても学校の友人との付き合いは制限せざるを得ませんが、家族同士のお付き合いや、地域のコミュニティーへの参加がしやすくなるというメリットがあると思います。フレッチャーには家族連れで留学している学生もたくさんいますので、家族のいる学生同士でお互いの家に招待してそれぞれの国の料理をふるまったり、会話をしたりすることも楽しみ方の一つです。また、地域にはファミリー向けのイベントがたくさんあり、そのようなイベントにも参加しやすいと思います。
 私の場合は、自治体(タウン)や近所の教会が主催するイベントに多く参加しています。サンクスギビングやクリスマスなど家族で参加できるイベントがたくさんあります。そのようなイベントを通じて、大学だけでなく地域のコミュニティーにも参加することができ、アメリカの人々の生活や文化を知ることができます。
アパートの庭で行われたイベント。食事をとりながらみんなでおしゃべり。
子供たちは庭をかけ回ってました。

・子供の教育環境が良い
子供がいらっしゃる家庭にとっては、子供の教育環境についてもかなり気になるところだと思います。米国の他の地域のことはよく分かりませんが、タフツ大学周辺(ボストン近郊)は子供を育てるのにとても良い条件がいくつかあると思います。
 最も良い点は、広大なアメリカならではの自然だと思います。徒歩圏内にも美しい湖や公園がいたるところにあり、子供とぶらりと散歩するだけでとても気持ちが良いです。もう少し郊外へ足を伸ばせば、さらに雄大なニューイングランド地方の自然に触れることもできます。(ニューハンプシャー州の森林・湖やメイン州のビーチなどは本当に素晴らしいです!)
 また、こちらでは子供(子連れ)に対してとても寛容なところがあります。バスや電車に乗っていても席を譲ってもらえたり、通路をあけてくれたりします。(バスでベビーカーが邪魔だという日本とは大違いです!)子連れで歩いていると、たくさんの人に笑顔で声をかけられます。皆が子供を大切にしているということを実感します。
 さらに、前述したように、図書館や教会などの公共の施設でのファミリー向けのイベント(低価格の英語レッスンや本の読み聞かせなど)も充実しており、うまく利用すれば同行される奥様も退屈しないと思います。
 
アパートの庭にて。広いので安心して子供をあそばせられます。
近所の湖のほとりの公園。いつも子供たちとそのパパ・ママでいっぱいです。冬は表面が凍ってスケートも楽しめます。
 
なお、中高生の子供に関しては、私は自分の子供がその年齢に達していないので詳しくは分かりませんが、ボストンというアカデミックな土地柄からか、とても地元の学校もハイレベルなものが多いそうです。私の住んでいるタウンやその周辺の街のハイスクールからは、ハーバードをはじめとするいわゆるアイビーリーグに入学する者を多数輩出するような学校もあり、ボストン駐在の日本人も子供の教育のためにあえてボストン郊外に住居を決める人も多いそうです。
 
 

●デメリット

・家庭があるため、時間が制約される
これは日本にいても同じことだと思いまが、単身の学生の比べて、家族連れの学生はどうしても家庭に時間を割けば割くほど、自分の時間はなくなります。自分の勉強に当てる時間もそうですし、このブログでも紹介されているフレッチャー関係の様々なイベントへの参加も制限されます。日本と異なる点は、米国という異国の地では、家庭のマネジメントは思った以上に大変だということです。配偶者が海外生活に慣れていて、英語も堪能であれば別かもしれませんが、そうでなければ自分以外の家族の抱えるストレスは相当なものであり、きちんとケアしないと一番大事な家族との関係が悪くなるおそれがあります。(私もこの点で配慮に未熟で、この1年間で妻から「もう日本に帰る!」と何度か言われてしまいました・・・。)
 フレッチャーの図書館は平日は深夜1時まで空いており、夜の講義やソーシャルなイベントも豊富にありますが、そういうものへの参加を私もどうしても制限せざるをえませんでした。私は遅くとも夕食の時間には帰宅し、勉強は家族が寝静まってからか、早起きして行いました。時間の使い方には一層の工夫が必要になります。

・家庭があるため、英語にどっぷり浸かる環境に身を置くことができない
これも大きな問題ではないでしょうか。学校では英語で話すのはもちろんですが、家庭ではどうしても日本語になってしまいます。学校で英語を使ってせっかく頭が英語モードになっているのに、家では日本語を聞いて、話していればまた日本語モードに戻ってしまいます。連休や中長期休暇の後などは、英語モードに再び戻すのはとても大変になります。
(逆に、同時期に留学した日本人で、寮やシェアハウスに住んで、日ごろから英語に浸る生活をしている学生は、1年でめざましく英語(特にスピーキング)を上達させているもの者もおり、そういう人を見ると正直もどかしい気持ちになりました。)
 私は渡米当初、このような弊害を少しでも解消するため、妻と相談して家庭内でもなるべく英語で話そうとチャレンジしてみましたが、1日(2時間)ももちませんでした(笑)夫婦間の会話が少なくなるだけであり、お互いにストレスがたまるだけだと分かりました。日本人で同じような試みを行ったご家庭もいくつかあると聞いていますが、長続きしているという話を聞いたことがありません。留学の目的にもよるかもしれませんが、英語の向上の観点からは、家族連れの留学は不利であると言わざるを得ないと思います。

・家族分のコストが余分にかかる
こちらもご想像のとおりです。駐在で来る場合は家族の分の手当も出る場合が多いようですが、留学はあくまでも本人の学習のためになされるものなので、自分以外の家族の費用はまず出してもらえないと思われます。ですので、渡航のための航空券から、生活費、保険、携帯などすべて自費になってしまいます。
 なお、フレッチャーには世帯用の寮がないため、家族連れは必然的に自分で家探しをしなければなりません。米国では、(法律か慣習かわかりませんが)家族の形態によって住む部屋の数が決まってきます。例えば夫婦であれば1ベッドルーム(日本で言うと1LDK?)以上、子供(3歳以上?)がいる場合は2ベッドルーム(2LDK)以上の物件でないと賃貸してもらえない可能性が高いです。ボストン近辺は全米でも家賃が高い地域と言われており、さらに家族のために安全面や衛生面などを考慮するとかなり高額な住居費が必要となると思われます、私の感覚ですが、夫婦に加えてお子さんがいらっしゃる場合は安くても(立地がやや不便、洗濯機が部屋にないなど)月額$1500、平均で$2000以上は月額の家賃が必要になってくると思います。これに光熱費、インターネット代、車を所有すれば駐車場代など、もろもろ加わりますので、住居・生活費は相当大きくなってしまうと思います。


以上、家族連れの留学のメリットとデメリットについて、個人的な経験を含めて記載させていただきました。ただ、家族の形態や留学の目的、さらにはそれぞれの人生設計によってメリットもデメリットも変わってくると思いますので、少しでも参考になる部分があれば幸いです。
(追加情報を「家族連れの留学(その2)」でまた記載させていただくかもしれません。または、どなたか追記していただいてもかまいません!)
 

2015年6月20日土曜日

ボストン生活のセットアップ(3:交通機関)

 朝は寒かったのに昼間になると突然暑くなる、そんな嫌な感じの天気が始まりました。最近は本当にサングラス、日焼け止め、水分、そして扇子は必須!

 さて生活セットアップ、とはちょっと違うかもしれませんが、ボストンでは公共交通機関は欠かせない存在。なので、ボストンの公共交通機関、その他交通手段について、ざっくりと概観してみたいと思います。


Davis Square 駅前の怪しげな像。(左奥にDavisと書いてあります、一応)

☆ボストンの公共交通機関☆
 MBTAという会社がボストンの公共交通機関を司っている。公共交通機関としては、地下鉄、バス、Commuter Rail、あとはフェリー?があるようだが、普通の生活で使うのは地下鉄とバスだけだと思うので、ここではその二つだけを紹介する。

・地下鉄(通称T)
 ボストンの地下鉄は東京やNYCと比べると遥かにシンプル。地図については後で紹介するとして(普通にどのガイドブックにも載っていると思うのでそこまで色々書きません)、とりあえず乗り方と料金について。
 Tの特徴は、①どこまで乗っても運賃は同じ、②そのため、乗車駅でしかチケットを通さない。なお、②の例外はボストン空港から乗車するとき。ボストン空港からSilver Line(地下鉄路線図に組み込まれているが、なぜかバスの形をしている)に乗る時はなぜかタダで、例えばフレッチャーに行くためにRed Lineに乗り換えてもタダのままでどこまででも行ける。有り難いです。

 運賃は確か一回片道2ドルちょいだったと思うが、よく覚えていない。というのは、正確には認識していませんが、Tには、東京のメトロとかJRのように例えば「210円の切符を片道一枚買う」という発想がなかったはずで、基本的にはSUICAとかPITAPAとかと同じ発想で、プリペイドのカードを買って、そこにお金をチャージしていくという方法がとられている。

 そして、そのプリペイドカードには ①Charlie Ticket ②Charlie Cardの2種類がある。(チャーリーって名前は、たぶんCharles Riverから取られたんじゃないかなーと思うけど不明。)違いは
(1)Charlie Ticketは電磁式?というのだろうか…昔ながらの定期のように、改札を通すタイプ、Charlie CardはSUICAやPITAPAと同じICカード方式。
(2)Charlie Cardを使った時の運賃の方が微妙に安い。
(3)Charlie Ticketはどこでも手に入るが、Charlie Cardは配布している駅が限られている。
という3点だと思う。(2)を考えると、Charlie Cardを入手した方が最終的にはお得。

 入手方法は、配布している駅に行って駅員さんをつかまえること。残念ながらDavis Squareはちっちゃい駅なので、Charlie Cardの配布は行っていません。ホームページによると、Davisに近いところから順に、Alewife, Harvard Square, Park Street, South Station等で配布している様子。ただ、「Charlie Card配布してます」みたいなあからさまな感じは全くなく、駅員さんをつかまえて「Charlie Card下さい!」と言わないと出てこない。
 Charlie Ticketに入金してしまった額をCharlie Cardに移す、なんてことは、私の友達が聞いた時はできない(あるいは手間がかかる)と言われていた気がする。そんな諸々を考えると、ボストン到着後、空港からSilver Lineに乗ってSouth Stationを通った時にもらってしまえば楽かもしれない。

 路線図は以下の通り。 



(参照元:MBTA schedules and maps, available from http://www.mbta.com/schedules_and_maps/subway/ (Accessed on June 18, 2015))

 シンプルですよね。上り、下り、と同じ感覚で Inbound と Outboundという言葉があって、恐らくPark StreetかSouth Station(たぶん…Downtown Crossingかも…)に向かう電車はInbound, そこから遠ざかる方向に向かう電車はOutboundと呼ばれます。

 たぶん、Red LineとGreen Lineが一番頻繁に使う路線になるのではないかな。
 フレッチャーの最寄り駅は、Red LineのDavis Square。上記地図だと、名前の通り赤いラインの左上、終着駅であるAlewifeの一駅隣。そのため、SomervilleやMedfordから抜け出し、いわゆるダウンタウンに行くためには絶対にRed Lineを使う必要あり。
(なお、数年後にはGreen Lineがタフツのすぐ近くまで伸びてくるらしいが、私が卒業した後ということは確実なので、いつのことかは知らない。それを見越してタフツ周辺の地価が最近上がっているとか…)
 そして「ダウンタウン」といえば、赤、緑、そしてオレンジが交差しあうあたりを中心としたエリアのこと。Green Lineの上にあるPark Street, Arlington, Copley Squareのあたりが繁華街になるはず。マサチューセッツ州議会もこのあたりにある。
 空港から出ているのはBlue LineとSilver Lineがあるようだが、基本的にSilver Lineを使うことになるはず。案内板は不親切でわかりにくいことも多いけど、預け入れ荷物受け取り口の目の前、文字通り「目の前」に乗り場があるので便利。(手荷物受取口は屋内だが、そこから屋外に出たらだいたいそこが乗り口。)上述のとおり、地下鉄の路線図に組み込まれているけどなぜかバスの形をしてやってきます。South Stationまで行って、そこでだいたいの人が降りるので、Red Line(Alewife方面行き)に乗り換えたら後はフレッチャーまで一直線!

・バス
 同じくMBTAが運行しているバス。Davis Squareからフレッチャーの近くにバスで行きたい時は、96番か94番を使えばいいということ以外、路線が多すぎて全く私にはよくわかりません。
 つまり、裏を返せば、バスで本当に色んなところに行けます。2ブロックおきくらいに停留所があるので、使い方を知っていればすごく便利になる。
 MBTAの公式ホームページ(http://www.mbta.com/schedules_and_maps/bus/)もあるし、MBTA next busという、自分の使う路線がわかっている時にあと何分で来るか調べてくれるサイトもAppもあります。Google mapもこのバスの時刻表をかなり正確に反映しているから、使いこなす術は色々あるはず。

☆その他交通機関☆
・タクシー vs. Uber?
 日本でどうなってるのかわからないし、インドではきな臭いニュースの火種になったりしているけど、ボストンでは大普及しているUber(ウーバー)。Uberとは、タクシーの仲間みたいなもので、アプリをダウンロードしてクレジットカード番号(と電話番号?)を事前登録しておけば、「自分のまさに今いる位置まで配車を頼むことができる(から、流しのタクシーを捕まえる手間が減る)」「目的地も配車依頼の際に登録するので、車がくる前に運賃がいくらかかるかわかる(から、ぼったくられる心配がない。ちなみに、運賃はクレジットカードから引き落とされるので、運転手には何も払う必要なし)」「タクシーよりちょっと安い」というシステムです。
 サマースクールではUberを廃止すべきだ、というオピニオン欄を読んで議論したりしたし、一長一短あると言われているUberだけど、何よりタクシーよりちょっと安いということで学生の間では人気があります。私はもともとタクシーもあんまり好きじゃないので、一人の時はまず使わないけど、実際便利なサービスだとは思う。ダウンロードしたければ、「Uber」でアプリストアを検索したら難なくヒットするはずです。

・自転車??
 フレッチャー周辺以外はそこまでアップダウンも激しくないボストン地域、気候のいい時には自転車で行った方が小回りがきいて便利なこともある。アメリカの色んな都市で見かけるHubwayという貸し自転車システム、ボストンにもある。(確か一日5ドルくらい、30分おきにステーションに自転車を戻す必要はあるけど、そのルールさえ守れば1日使い放題。)サマースクールの寮の目の前にもHubwayステーションがあるし、使っている友達もいた。フレッチャーの学生証が手に入るまで使えなかったかもしれないが、なぜかタフツのTisch Libraryは自転車レンタルをしているし、自転車を所有している友達もたくさんいる。足の一つとして自転車をカウントするのもありかもしれない。
 ただ、最近日本でも交通ルールが厳しくなったと聞いているが、ボストンでは自転車は車道を走らなくてはいけない。自転車専用レーンはそこまで発達していないので、まさに車道のことが多い。ということは、車のルールを知っていないと非常に危険。左右のレーンが逆なことに始まり、交通ルールも少しずつ日本と違うので、そこだけは注意した方がいいと思います。
 こないだ、一輪車で、しかも携帯で電話をしながら車道を走っている人も見かけて仰天しましたが。笑

☆勝手にボストン観光名所紹介(3:フェンウェイ球場)☆
 Boston Red Soxのホームグラウンド。実は私は野球を見たことがないので、特に書けることはないのだけど笑、野球の試合をやっていないときも「フェンウェイ球場ツアー」をやっていて、それを使えば球場の中を色々と見て回ることができる。それには参加したことがあるが、まぁ広い球場だった。当時はあんまり英語が聞こえていなかったので聞き逃した部分も多くあるかもしれないが、球場にまつわる逸話とかをボランティアっぽい人が色々教えてくれる。一度行ってみる価値あり。あ、もちろん、試合も…。笑 私も一度は行こうと思っているんですが。

 噂ですが、ボストンにはレッドソックスの熱烈なファンが多く、ニューヨークヤンキースには強い敵愾心を燃やしている様子。ある友人の家の隣家では、普通なら国旗を掲げるであろうポールにレッドソックスの旗が掲げられていたりします。NY出身、ニューヨークヤンキースファンの友人が、ヤンキースのネックレスをしてクリーニング屋に行ったところ、お会計等全部終わった後にそのネックレスに気付いたお店の人(恐らくレッドソックスファン)に「あなたがヤンキースファンだと知ってたら受け付けなかったわ」と言われたこともあるとか。。ヤンキースファンの方、レッドソックスファンに見つからないよう、あからさまな格好はせずに静かに暮らした方がいいかもしれません。一方、レッドソックスのグッズ(特にキャップとかはかぶってる人が多い)を身につけていると、ボストニアンが優しくなった気がする、という話も聞いているので、とりあえずボストンに馴染むためにはレッドソックスグッズを入手してみるといいかも!?(テキトーです。)

 とにかく球場は、Green LineのFenwayという駅の近く。そこから歩いて15分くらいのところに、焼肉屋の牛角があるので、日本食が恋しくなった時に行けます。ちゃんと日本と同じ味で、やみつき塩キャベツもあります!私は一年で3回行きました。やけに人気なので、要予約だと思う。


球場ツアーに参加したときのもの。Red Soxには今も日本の選手がいるんでしたっけ?



2015年6月19日金曜日

ボストン生活のセットアップ(2:携帯電話)

 先日、フレッチャーの近く…と行っても歩けば30分ほどかかるMedford Squareというところにお寿司を食べに行きました。お店の名前はNijiya。日本語っぽい名前ですが、日本人っぽい店員は見ていません。むちゃくちゃおいしいというわけではないけど(シンガポール人の友人はvery nice!と言っていたので判断がわかれるところ)、ランチなら15ドルほどで食べ放題、クレイジー巻き、ドラゴン巻き、レインボー巻き、といった素敵な名前のお寿司が思う存分楽しめます。普通の握り寿司もあります。アメリカのお寿司としては安い方なので、お米、生魚が恋しくなった時の切り札としてどうでしょう。ある意味、アメリカ文化体験でもある。と言えるかもしれない。


レインボー巻き(奥)、クレイジー巻き(手前)、その他普通の握り寿司。

☆携帯電話の契約について☆
 今や生活になくてはならない携帯電話、要するに、スマホ。どうすると一番安心か、どうすれば一番得か、考えてる人も多いのでは。
 ボストンでのスマホ生活の送り方としては、①日本で契約する(メジャーなキャリア各社が、アメリカでのサービスを持っていたはず)あるいは②アメリカで契約する、の二択があると思う。
 では、どちらを選ぶか。

 ボストンはwifiが発達している。国際線の窓口となるボストンローガン空港のwifiがフリーであることに始まり、スタバを始めとしてだいたいどこのカフェやレストランでもwifiは飛んでいるし、タフツの敷地内はもちろん。家も無線LANを申し込むことがほぼデフォルトだろう。となると、wifi以外の、自分の契約している回線を使ってデータ通信をするのなんて移動中くらい。
 ①の利点は、恐らく、慣れ親しんだ日本で契約する安心感と、データ通信使い放題であること、そして日本の固定電話かどこかに電話かけ放題とか、そういう面だろう。データ通信使い放題は、恐らくボストンではそこまで力を発揮しない。前述のように、wifiが飛びまくっているから。となると、データ通信使い放題以外のところにものすごく魅力を感じる場合は、①でもいいかもしれないが、日本の感覚と同じく、使い放題という部分に魅かれているのであれば、②でも全く構わないと私は思う。あくまで個人的な意見ですが。

 契約は、ボストンではそこまで難しくない。AT&T, T mobile, Verizonあたりを使っている人が多いように感じているが、どれもダウンタウン(駅で言うと、Downtown Crossing, Park Streetあたりを中心に広がっているエリア)にいけば簡単に店舗を見つけられる。それぞれの長所、短所については私はよく知らないし、タフツ大学のキャンパス内では基本的にwifiが繋がるので、どのキャリアが繋がりやすいかなんていうのもあまり気にしたことがない。。どれでもあんまり変わりないんじゃないかなーなんて思ってるけど、精査したいのであれば、アメリカ人の友達に聞いてみるといいと思う。
(サマースクールであれば、フレッチャーの学生がTAとして週に一度は登場すると思うので、その人に聞いてみてもよいかも。)

 契約にあたっては、SSN (Social Security Number)がなくても、パスポートと既存のクレジットカード等、身分証明がきちんとできて、SSNの代わりにデポジットが払えれば問題なく契約できる様子。デポジットの額は、色々聞くが、高くても500ドルくらいだと思う。

 というわけで、前回の口座開設と同じく、ちょっと英語で話すのがストレスフルなだけで、非アメリカ人としての立場のせいで何かややこしい問題に直面することはまずないと思ってもらって大丈夫だと思います。上述したAT&T, T mobile, Verizonはどれも大手で信頼おける会社だと思うので、そういう意味でも大丈夫なはず。ボストンは留学生が多いので、店員さんも非アメリカ人慣れしてる部分があるし。

 なお、AT&TやT mobileでは、実際の家族でなくてもできる「家族割り」的な制度があるらしい。友達4人くらい(4人以下だったかな…そのへんはよく知りません)で「家族」と呼ばれるグループを作って契約すると、全員で請求書を共有するようになり、その結果、普通に契約するより安くなるそう。自分自身がやっていないのでこのへんはうろ覚えというか、曖昧ですが、従量制ながらも月々50ドル程度で収まるとか聞いています。(従量制なので、定められている以上にパケット通信をしてしまうと追加金額が発生するようだけど、wifi天国で普通に暮らしていれば問題なさそう。)なので、渡航してすぐに急いで一人で契約に行くより、4人程度友達を集めて一緒に行くと、もっと幸せなボストンライフが送れるかもしれません。

※以上については、私も正確なところはよくわかっていないし、携帯会社なんてこの一年の間にもきっと色々新しいプランを出して来ていると思うので、正確な情報については各社のホームページを読むか、実際に店舗で店員さんと話してみて下さいね!

 私はiphoneを使っているんですが、今のところ友達との間でよく使う連絡方法は、個人的ランキングでは①Text messages, ②facebook messenger, ③普通のメール, ④Whats App, ⑤LINE(一部日本人の友人とだけ)かなー。①以外は、データ通信を使ってやり取りするので、wifiがあればやはり問題はありません。
 日本でiphoneを持ってたことがないので、①text messageというのがiphoneならデフォルトで入ってるものなのかどうかはわかりません。。なんか緑色の、吹き出しマークのアイコンで、電話番号を知ってたらそれでメッセージが送れるやつ。日本でもあったのかなぁ、これ。とにかく、一番よくバーチャルでも連絡を取り合う友達たちとはこれを使ってます。仕組みはよくわからないけど、半分くらいの友人とのやり取りはデータ通信、残り半分は電話回線を使って送受信されている様子。。なお、「メールするね!」というかわりに、"I'll text you!"というフレーズの方がよく聞く気がする。本当にEメールを送る場合は別だけど。
 ④はLINEと殆ど同種のアプリで、アメリカで普及しているものです。普通にダウンロードできる。よくこれを使う人たちもいるみたいだけど、たまたまなのか私の周りではあんまり使っている人がいない。ただ、最初の学期の経済学のスタディグループでは、連絡をとるためにWhats Appのグループを作ったりもしたので、アカウントだけ作っておくといつか使う時があるかも。私は、そのスタディグループ以来一度も使ってないけど…。
 ⑤LINEは日本人どうしで連絡をとる時に変わらず使ったり、日本に滞在経験のある学生がアカウントを持っていたりするので、そんな時は話の種になります。
 ちなみに、まめ知識ですが、スマホのアプリのことをこちらの学生たちはApp(発音は、エーピーピー)と呼んでるみたい。今ふと、アメリカ生活で便利なAppについていつか書こうかと思ったけど、新しくダウンロードしたものがWhats Appとyelp以外にほぼないことに気付いたので、私には書けそうにありません。。



唐突ですが、Charles River. たまに行くと落ち着く。


☆勝手にボストン観光名所紹介(2:イザベラ・ガードナー・ミュージアム)☆
 別に美術館マニアというわけではないんですが、ボストンにはいい美術館が色々とあるので必然的にこうなってます。単純に観光するだけじゃなかなかたくさん訪れるのは難しいから、ボストンに住むことの醍醐味の一つかもしれません。

 さて、この美術館、ネイティブの友人ですら「Elizabeth something museum」と完全に間違って覚えてしまうほど長い名前ですが、正式名称はイザベラ・スチュワート・ガードナー・ミュージアム(Isabella Steward Gardner Museum)。こないだ紹介したボストン美術館のすぐ近く。駅も同じく、Green LineのMuseum of Fine Arts駅から徒歩5分ほど。イザベラさんというお金持ちの女性が集めた美術品で古代ローマ風の邸宅を飾り上げたという何とも豪勢な美術館ですが、「自然光で楽しむ美術品」というモチーフの通り、光がたくさん入った中庭はタイムスリップした気分になれる美しさで、それぞれピンクだったり青だったりテーマやテーマカラーの異なる各部屋は歩き回るだけで楽しい! 3階建てだけど、そこまで床面積が大きくないので2時間くらいあれば全部回れるかな。同級生の間でも、「あそこ楽しいよね!」と評判がよい美術館。無料にはならないけど、学割がきく。

 イザベラ・ガードナー・ミュージアムの写真はそういえば撮っていないので、上記リンクから公式HPでお楽しみ下さい。笑 

ボストン生活のセットアップ(1:口座開設)

 そろそろボストンに渡航する人も増えてくる頃かと思うので、渡航前ではなく、渡航後のことに話を移そうかと。渡航後に直面するであろう生活の様々は(1)銀行口座、(2)携帯電話、(3)家探し(以前の記事参照)というところかな。後々思い付いたらまた追記するかもです。ご家族帯同の場合については、また別途記事が書かれるはず。
 渡航前については、過去記事(1、2、3、4等)をご参照下さい。
 今回は(1)銀行口座開設(Bank of Americaの場合)について書きます。

 そういえば、前回の投稿にもあったが、入国審査の際にパスポート・ビザ・I-20は常にセットである。パスポートがあってもビザがあっても、I-20がないと入国できない。(あるいは別室にしばらく閉じ込められて面倒なことになる。)カナダから歩いてアメリカに入国する際ですら必要なので、預け入れ荷物に入れるのではなく、手元に絶対持っておいて下さい。

☆銀行口座☆
 さすがに1年以上のアメリカ滞在となると、現地の銀行口座がないと不便だと思う。すくなくともボストンでは。以前から何度か触れられているように、citibankは確かにあるから、そこでお金を引き出せばいいじゃん?と思っている方もいるかもしれないが、①支店・ATMが格段に少ないし、そもそもフレッチャー近辺にはない、②土日はATMに入れない可能性が高い、③アメリカの銀行に対してwire transfer(振り込み)は原則としてできない(日本の支店の方にいちいち登録しないとだめなはず)、という様々な不便さにより、citibankだけで暮らしていくのは止めた方がいい。というのが私の結論。

 フレッチャー生の多くに普及しているのがBank of America(通称バンカメ)である。アメリカは広いだけあって、地域や都市によって普及率の高い銀行が全然違うようで、例えばニューヨークのマンハッタンではCHASE(だったかな?)という銀行を多く見かけるし、カリフォルニアではまた全然違う銀行が普及しているようだが、フレッチャーで過ごす限り、バンカメの口座を持っておけばまず間違いないと思う。
 その理由としては単純に以下3つ。
① 支店・ATM数が格段に多い。キャンパス内にもあるし、学校から駅までの間にも数個ある。最寄り駅(Davis Square)の周りにも2つある。
② バンカメの口座を持っている学生が多い。(この利便性については後で触れます。)
③ check(小切手)を使えるようになる。
(私は今度引っ越しをするので2人の大家さんを知っているけど、どちらも月々の家賃をcheckで払うように言って来ている。個人間で大金を動かす場合はいまだにcheckがメジャーな手段なのかな。ので、特に一人暮らしをする場合は、checkがないと不便かも。更に言うと、後々書こうかと思うが、場合によっては身分証明書発行の際にcheckがあると便利なこともある。)

 バンカメの口座開設は簡単。ここに書く必要があるのかどうかもよくわからないくらい簡単。適当な支店に行って、「学生なんですけど、口座開設したいんですけど…」と言って、様々な書類を見せるだけ。正確には覚えていないが、確か身分証明をし、奨学金の額等「収入」を記入し、っていうそれくらいだった気がする。その「収入」記入欄が一番手こずった(自分がもらっている奨学金の額を覚えていなかったから)ので、それがわかるようにだけ準備しておくと安心かも。
 以上がうまく行くと、その日のうちに口座は開設され、運が良ければ銀行の職員さんがATMの使い方を教えてくれて、一週間ほどすればデビットカード(=日本の銀行の引き落とし専用カードとほぼ同じ)が送られてくると思う。要するに、「口座を開設したい」ということについて英語で説明するのがストレスフルなだけですが、身分証明ができれば何とかなります。ちゃんとした銀行なはずなので、変な契約とかを結ばされることはありません。たぶん。
 なお、身分証明だが、パスポート、ビザ、I-20、学生証(サマースクールが始まると同時に、ぺらぺらの学生証がもらえる)を含め、手元にあるものを全部持って行けば何とかなる。SSN (Social security number)はいらなかった。 あと、確かとりあえずいくらか口座に入金する必要があったはずなので、20ドルとかでいいから現金を持って行く必要がある。

 デビットカードは、ATMからお金を引き下ろすのみならず、たいがいの場面でクレジットカードと同じように機能する。例えばみんな大好きCVSで買い物をしたとき、現金で払うという選択肢以外に、デビットで払うのか、クレジットで払うのか、という選択肢が必ず提示される。
 デビットとクレジットの違いは、その瞬間に引き落とされるか、翌月にまとめて引き落とされるかの違いだけ。スキャムされた時が怖いけど、一枚あると便利である。

 バンカメの口座を開設すると、デビットカードのみならず、バンカメのクレジットカードを申し込むこともできる。ただ、アメリカで暮らすのは初めてという場合、クレジットヒストリーがない上、学生ゆえに奨学金等以外の収入もゼロだろうから、後々保証人のサインを求められるかもしれない。
 確か、バンカメのクレジットカードを持っていると、口座維持費がかからない(デビットだけだと、口座に入っている平均額が2000ドルを下回ると維持費が発生する)とかいうメリットがあったはず。あとは、だいたいデビットでオンラインショッピングができるけど、たまにできない時があるので、アメリカのクレジットカードがあると何かと便利だ、とかでしょうか。
 いずれにせよ、別にこちらから言い出さなくても、デビットカードの手続が終わったら銀行側から「クレジットカードも作る?」とか言ってくるはず。私たちは言われました。クレジットカードも欲しくて、でも先方から何も言ってこない時は自ら主張して下さい。

 Check つまり小切手は、特別に申し込みをして手数料を払わないと手に入らない。口座開設したその日に申し込めるかは、自分がやっていないのでわからないけど、申し込んだ日から発行までに1〜2週間かかるので、使うことがわかっていれば早めに申し込んだ方がいい。
 ただ、checkには住所が印刷されるので、例えばサマースクールの寮にいる間に申し込んでも、引っ越した後にまた再発行してもらわなきゃいけないから面倒かもしれない。自分がいつ使うのか、引っ越す予定はあるか、等々勘案して、適切なタイミングで申し込みましょう。

 ところで、アメリカの学生が割り勘をする時、現金のやりとりではなく、バンカメのwire transferを使うことが多い。(最近はVenmoも順調に普及しているけど…)バンカメの口座を持っている人どうしの間では、口座番号あるいはメールアドレスだけで、手数料なしで相手の口座に送金することが可能である。そして、例えばUberに相乗りしたとき、例えば一緒にご飯を食べに行った時(※)など、そんな機会には数多く巡り会うはず。
 これ、渡米当初は慣れなかったけど今ではとっても便利でいいなぁと思います。「6.53ドルずつね」とか言われても、細かい額を現金で揃えるのは(例えカード社会でなかったとしても)面倒。。一緒に旅行行った後に例えば300ドルとか、高額を現金で渡すのもちょっと怖いし相手も困る。そこを、バンカメのホームページでちゃちゃっと額を打ち込むだけで正確な金額が送金できるのは、本当に便利な機能だなぁと思う。

※ カードの枚数がそこまで多くなければ、お店で出してもらった請求書入れ(?)にカードを何枚かはさんで「split please」と言えば(言わなくても)お店側が勝手に割り勘してくれますが、お店によってはsplitで使えるカード枚数を制限しているところもあるので、いつでもそれが使えるわけではありません。
 
☆勝手にボストン観光名所紹介(1:ボストン美術館)☆
 「1」と書いたものの、どこまで続くかわかりませんが。。言わずと知れた著名な美術館、Museum of Fine Arts。タフツのサマースクール生の間は学割がきくだけかもしれないけど、フレッチャーの学生証が手に入るとなんと無料なのでぜひぜひ9月以降に何度でも行って下さい!笑 一日で回りきれないくらい、とーっても広いけど、さすが有名なだけあって、素敵な美術館です。(他方、日本人に人気の絵は、ちょうど今日本の美術館を行脚しているようで、ボストンから不在の模様…。)
 更に今、北斎展が行われていて、日本でも見られないし、ボストン美術館でも滅多に見られないという貴重な展示がされているとか。ついさっき書いたことと矛盾しますが、8月9日までだそうなので、こちらも足を運んでみられてはいかがでしょうか。Green Line の Museum of Fine Arts駅目の前。わかりやすい名前ですね。フレッチャーからだと、乗り換え(Park StreetでRed LineからGreen Lineへ)含めて1時間弱くらいかかるのかな。
 すぐ近くにあるエメラルドネックレスという公園も、秋は紅葉が綺麗だし、夏は暑すぎるかもしれないけど、散歩にいいところです。




Museum of Fine Arts: ちょうど去年の7月頃に訪れたときの外観写真。




Emerald Necklace: 秋の紅葉時期。

2015年6月16日火曜日

渡航に向けてのアドバイスとボストン生活について(その3)

最近のボストンは寒暖の差が激しいです。夜眠れないような日があったかと思うと、今日は雨で長袖でないと外を歩けないくらいでした。

さて、そろそろ私のネタも尽きてきました。渡航準備関係はこれで最後になるかも。そういえば、今年のサマースクールのティーチャーは去年とは違うみたいです。Beth先生の懇切丁寧なアメリカンな指導が受けられないのは、残念ですね笑

③ 家賃と生活費(補足)
 家探しの際、家具付きfurnishedかどうか、光熱費などのユーティリティが含まれているかどうか、はよく確認してくださいね。私はオール込みの家に住んでいるので伝聞ですが、一人暮らし男性で、電気・水道代は約$40、ネット・TV契約料が約$100とのこと。

 それと、日本ではあまり見なかったのですが、こちらでは中古の家具の売買がかなり盛んです。日本人オンリーの取引掲示板もありますので、家具や車の調達は結構楽だと思います。

⑪ 空港から市街へのアクセス
 地球の歩き方が詳しいですが、主にタクシーかシルバーライン(バス)Silverline+レッドラインのどちらかでしょうか。

 まず、タクシーは結構高いです。地球の歩き方にもありますが、大体市街までは$35~45でしょうか。私は渡米直後ノースステーションNorth Station近辺のホテルに滞在しましたが、そこまで$45でした。これにチップを入れると$50ですかね。地理感覚がついた今思うと、ちょっと割高だったような気がします…

 おすすめはシルバーライン利用。何と今ならタダです。大荷物を持っている場合はちょいとつらいですが、意外とバスは広いですし、でかいカバン2つくらいまでなら載せても怒られない雰囲気です。そして、当初は知らずタクシーに流れましたが、空港出口にシルバーラインの乗り場があるので、かなり便利です。料金も発生しないので運転手のいないドアから乗ってもOK、そしていらぬ会話も発生しないので、渡米当初の自信がない人にも安心設計です笑本数もそれなりに多いですし、ローガンはwifiがフリーなので、待っていても暇しません。
 空港からのシルバーラインは全てサウスステーションSouth Stationに到着します。ここはレッドラインが走っていますので、大学方面に行く場合にはInboundのエールワイフ行きに乗りましょう。シルバーラインのホームからは階段を1つ降りるだけなので、乗り換えも楽ちんです。なお、ホテルが別のエリアにあってレッドライン以外に乗る場合には、お隣のダウンタウンクロッシングDowntown CrossingでオレンジラインOrange Lineに、その隣のパークストリートPark StreetでグリーンラインGreen Lineに乗ることができます。ただ、個人的には、大荷物を持ってグリーンラインに乗ることはおすすめしません…狭い、遅い、段差がある、と、荷物持ちにはやさしくない設計ですので。
 
 空港からシルバーラインを使う限り、どのラインのどの駅で降りてもタダです。どういう仕様なのかはわかりませんが、使えるものは使いましょう。逆に、空港に行くときは有料です…なんなんでしょう…

⑫ 円→ドル換金
 これはボストンに限った話ではないですが、アメリカはクレジットカードで何とでもなります。空港からのタクシーもクレジット、CVSでおいしくないパンと水のような味がする牛乳を買うときもクレジット、複数人でご飯を食べても会計はクレジットで等分、といった感じです。

 多くの人が使うであろうcitiは、前回述べたように、使えるには使えますが、使い勝手は悪いです。しかも要注意なのは、海外送金をオンライン上でやれるようにするためには、こっちのどこかの銀行で口座開設後、必要書類を日本に送付、という手続を踏む必要があり、最速でも2週間弱かかった気がします。つまり、現金が必要な場合には、あらかじめ手元に用意しておかないと、大きく損をします。

 残念ながら、私には日本で換金すべきなのか、アメリカで換金すべきなのか、はよくわかりません。1年前の記憶では、Bank of Americaのレートはそこまで悪くなかった気がします。なお、JFKでの両替は大損しました。また、ボストン市内のTravelexでの換金も最悪です。おそろしく悪いレートで換金され、無駄な手数料まで取られます。とんでもない円安なので、できる限り損しないようにしたいですね。あ、BOAもアメリカのcitiも、土曜日は銀行は開いていますが換金はできません。ご注意ください。

 なお、citiの日本国内の口座からどこかの口座にオンラインで振り込む場合、これもまた日本に申請書を送付する必要があります。すぐにはできませんので、クレジットカードの繰り上げ返済などは、日本にいるうちに始末しましょう。

⑬ 入国審査
 これはうろ覚えですが、入国審査時にI-20を出すので(渡米時絶対に忘れないでください)、それについていくつか質問されました。今にして思えばすごく単純なやり取りですが、当時は英語ってだけで震えが止まらない状況だったので、卒倒寸前でした。空港で卒倒する人がこれ以上増えないよう、参考までに聞かれたことを書いておきますね。

・ 何しに来たのか。タフツ大学では何を勉強するのか。どのくらい滞在予定か。
・ 日本では何をしていたのか。
・ 家は決まっているのか。
・ 留学が終わったらどうするのか。

⑭ 荷物の受取り
 日本からいくつか荷物を送った方もいるかと思います。サマースクールの寮に送った場合には窓口が受け取ってくれるようですが、他の場所に送った場合には、受取りに若干苦労するかもしれません。

 というのは、日本の郵便会社のように、この日のこの時間!という指定ができないためです。できるのは、この日に再配達して!だけですが、私は2回頼んで2回ともすっぽかされました。なので、最近は不在通知をもらったら、自分の足でピックアップしに行きます。これが大きい荷物だと、ちょっと大変かもしれませんね。最悪なぜか勝手に日本に返送されるという可能性もなきにしもあらずなので、ないと路頭に迷うようなものは、手荷物で持ち込んだ方が安心です。あ、クロネコとかを使えば状況は別かもしれません(値段は高いようですが)。

 なお、サマースクールの窓口も、個人的にはあまり信用ならないかなぁ。2回郵便物が届きませんでした(一つは銀行のカード、もう一つはANAのカード)。郵便会社に問題があったのかもしれませんけどね、とにかく、ここはアメリカです。そう思えは、怒らなくて済みます。

⑮ あいさつ
 これはみなさんには不要かもしれませんが、私のトラウマです。ボストンでは(というかアメリカでは)、とにかく声を掛け合います。日本では無言の会釈で人間関係がスムーズにいきますが、こっちではたとえ知っている人であろうが、第一声はHow are you?などと声を出します。

 日本の感覚で笑顔で会釈、では、アメリカ人はえ?なにこいつ?と思うようです。怪訝な顔をされます。しかし、英語に自信がない渡米当初は、なかなか声に出すことができず、とにかく店に入ったり、知っている外国人とすれ違ったりすることが怖かったです…今となれば、もう声を出すのには慣れましたけどね。
(How was your weekend?という問いかけが恐怖で恐怖で、Goodとか言っておけばいいのに、何か答えないといけないと思い、しどろもどろの引きつった笑顔で土曜日は寝ていた、とか答えていた気がします。)

 というわけで、英語を話すのは怖いかもしれませんが(私だけなのかもしれませんが)、とにかく声を出すようにしましょう。通関の第一声はHello, how are you? 終わったらHave a good day。ドアを開けてもらったらThank you。店でHow is everything so far?と聞かれたら(ほぼ100%聞かれます。チップ狙いの会話でばかばかしいですが…)Great。なんか中学校の英語講座のようですね…


(あまりに唐突なステーキの写真。マイ人生No.1のステーキですが、残念、ボストンじゃない。)



困ったことリストに残っている項目は、大学周辺の食事場所と、お子さん関係の事項ですかね。これはおいおい書いていきます。ほかの方も書かれるかもしれませんが。

2015年6月11日木曜日

スーツケースに何を入れよう?

 サマースクールの第一陣開始まであと3週間を切った。サマースクールからフレッチャー(というか、タフツ)に来る人がいるなら、そろそろ荷造りを始めている時期じゃないかなぁと思う。

 今回は、「サイズに限りのあるスーツケースに何を入れよう?何を諦めよう??」と悩んでいる人の助けになることを目的として書くことにした。前回の投稿で、日本から持って来た方がよかったものについて投稿者B(仮)から紹介があった。投稿者Bが言うとおり、自分の生活用品をどのように揃えるかについては本当に人それぞれだと思うけど、とりあえず渡航してからしばらく機嫌良く暮らして行けるように、私(投稿者C(仮))からも自分なりの経験・感想を紹介したい。雑駁な内容になってしまったけど、気軽に読んで下さい。

*読書グッズ*
・Kindle? → 持って行く必要はないけど、アメリカででも買うと便利。
 フレッチャーの近くにはなぜか本屋がない。大学構内にもちろん購買はあって、教科書はそこで売っているんだけど、普通の本屋は、隣駅Porter Squareかその更に隣のHarvard Squareまで行かないと見つからない。(私の知る限りでは…。)まぁ、アメリカではAmazon.comが普及しているので、欲しい本があればぽちっと買っちゃえばいいんですけどね。いずれにしても、個人的にはアメリカで荷物を増やすのはできるだけ避けたいので、Kindleを一個持っていると何かと便利だと思います。でもアメリカで買えます。

・和書 → 小説類はタフツの図書館に置いてあるから何とかなる。
 和書が売っている本屋さんは、NYCの紀伊国屋とブックオフが最寄りかな。笑 でも、タフツの図書館Tisch Libraryにはそれなりに和書が取り揃えてある(源氏物語から村上春樹全集まで)ので、日本語が恋しくなったらそこで色々と借りれます。借りる暇があるかはわからないけど。
 経済とか統計とかの基本書は、私は持っていないけど確かにあると便利かも。

*お風呂場グッズ*
・シャンプー&トリートメント
→簡単に手に入るから全く持ってこなくても生きては行ける。けど、アメリカ製品で満足できるか否かは本当に人それぞれなので一概に言えない。
 ボストンには、日本のコンビニと同じほどの頻度でCVSが乱立している上に開店時間も長いので、日本から全く持ってこなくても何とかなるくらいだと思います。ただ、質を気にするとなると話は別。私が知っている限り、ボストンで手に入るのは、
 ①アメリカ製品のシャンプー&トリートメント(バラエティは極めて豊富だが、あんまり質がよくない、あるいは私の髪質にあっていないだけかも)
 ②韓国資本のスーパーH Martに置いてあるTSUBAKIとか水分ヘアパックとか(高い)
 ③ブランド製品(macy's等デパートに入っているブランドや、ロクシタン等海外資本の化粧品雑貨屋のもの)
の3種類だけ。
 ①については、日本暮らしの長かったアメリカ人の友人でさえ「質が悪すぎる」と文句を言っているほど(その友人は、友達に頼んだり自分が日本に行った時に買いだめしたりして、LUXをわざわざ入手して使っていたそうです)なので、髪が傷みやすいとか、色々気になる人は高いけど②を考えるか、ものすごい荷物になるけど後々日本から送ってもらうとかすることになるのだろうか。


なんでこんな写真を撮ったのか覚えてないけど、H Martのラインナップ。

・ドライヤー
→CVSで買えるからいらないのでは。
(サマースクールの寮には備え付けられていませんが、頼んだら貸してくれるらしい。)

*スキンケア*
→メイク落としと保湿化粧水がなかなか手に入らないからとりあえず大きいやつを持って来た方がよさそう。
 アメリカに来て最初にCVSで途方に暮れたのが、メイク落としと化粧水が見当たらないこと。洗顔料(クリーム、ジェル、泡状等々)はたくさんあるし、メイクの拭き取りシートもあるんだけど、メイク落としジェル/オイルといった類のものが全く見当たらない。乳液やフェイシャルクリームはあるし、拭き取り化粧水もあるんだけど、保湿化粧水がない。
 途方に暮れた挙げ句にCVSの女性店員に、「普段どうやってケアしてるの?」と聞いてみたところ、少なくとも彼女の場合は、
・(そもそも普段からフルメイクをする習慣があまりないので)日常的には洗顔料だけ。
・フルメイクをした時は、アイメイクとかを拭き取りシートで落としている。
・洗顔料のあとに拭き取り化粧水、そして乳液・クリーム等を塗って仕上げ
とのこと。後日ネットで調べてみても、アメリカには日本のようなダブル洗顔という習慣があまり普及していないようですね。
 私もアメリカで生活を始めて1週間後には、日焼け止め以外のメイクは普段しなくなったので、メイク落としはなくても困らなくなりましたが、他の人がどうしているのかよくわかりません。(昨年夏に買って来てもらった日本のメイク落としがまだ7割ほど残っているので、何かイベント事とかでフルメイクをした際にはそれを使っています。消費期限とかあるのかな…… :( )
 他方、化粧水に関しては、macy'sやNORDSTROM等のデパートに行くと、日本でも売っているクリニークとか資生堂とかが、これも値は張るけど手に入りそうです。でも、macy'sもNORDSTROMもそこまで近くはないので、買い物に出掛けられるようになるまで乗り切る分は持って来た方がいいんじゃないかなぁ。

*服*
→最低限でよし!ただし、オフィシャルな格好は当初から一揃いは必要。運動着+運動靴があると便利かも。
 日本のファッション雑誌等に載っている服装は、フレッチャーに来ると「超おしゃれ」である。日本だと、近所のコンビニにしか行けないようなテキトーな格好で私もよく学校に行っているし、最小限の服を着回して凌いでいくことも可能。(もちろん、おしゃれしていっても全然浮いたりすることはないと思う。私の場合は自分のモチベーションの問題です。。)場所によっては冷房がガンガン効いているところもあるし、比較的すぐ涼しくなるので、秋物の上着も一枚くらいあると安心かもです。
 大学院生でもオンとオフの差がはっきりしていて、ちょっといいレストランに行く時とか、パーティとかとなると、普段はTシャツ+ショーパンみたいな格好をしていようとも、みんな突然ぱりっとした服装をする。フレッチャーのイベントでも、ビジネスカジュアルやビジネスattireが求められることもしばしばある。ので、男性はスーツ+ネクタイ+革靴、女性は「それに相当する格好」とちょっとおしゃれなワンピース一着くらい持っていると、何かと便利。タフツのサマースクールの間にも、何度かオフィシャルな格好を求められたことがありました。
 また、タフツ大学に在籍していると、やや遠いけどジム&プールが無料で使い放題!サマースクールの間も使えたはずだし、そこら中でジョギングをしている人もいるので、かさばるけど運動着や運動靴を持ってくると健康維持に役立つのでは。
 そして、冬服について。北海道に住んでいる方はもしかしたら話が別かもしれないけど、東京以北に住んだことがなかった私からすると、ボストンの冬は尋常でなく寒い。特に、今年の冬は積雪最高記録を更新したようで、「あぁ今日はマイナス20度なんだね」なんて日も何度かあった。
 投稿者Bが書いていたとおり、冬の「装備」(コート、スノーブーツ、本気の手袋等)はボストンで揃える方が効率的だし種類も豊富。コート(ダウンコートを着ている人が多い)やスノーブーツは値が張るけど、ないと生きていけないから秋には潔く買うべし。


ボストンの本気はこんな感じ。膝下まで埋まっています。

*文房具*
→個人的には、定規以外は別にアメリカ製品でも何とかなっているかな。。
 とあるアメリカ人の友人の家(日本に理解はあるけど、熱狂的な日本文化ファンというわけではない)にお邪魔したことがあるのだが、MONO消しゴムがたくさん置いてあって、「アメリカの消しゴムとMONOはレベルが違う!MONOはアメリカに進出したら絶対売れると思う!」と家族ぐるみで熱弁されたこともあるが、個人的にはアメリカの文房具でもまぁ何とかなるんじゃないかなぁと思う。確かに蛍光ペンは異様に太いし、ボールペンは出にくい。でも、2年間看過できないほどではない。というのが私の感想。
 ルーズリーフ、ノートとかは逆に持ってこない方がいいのではないか。確かにアメリカのノートは異様に太いし重いけど、日本のノートとはまずサイズが違う(日本はB5とかだけど、アメリカだとUS Letter)し、ルーズリーフだと穴の開け方も違う(日本だと2穴から始まるけど、アメリカは3穴)から、互換性がほぼなくて不便だと思う。2年間乗り切れるくらいの量を持ってくるなら話は別だけど。
 定規は、几帳面な人がもし経済系の勉強をするとかで必要なら持って行くといいかもしれない。1年目の秋学期に初級経済の授業でグラフを書く必要が多々あったので、いつもフリーハンドの私も、さすがに試験前には定規を買おうと学校の購買に行ったら、30センチ物差しみたいなばかでかいやつしか売っていなかった(から、買わなかった)。

*その他*
・変圧器等々
 アメリカで暮らす分には必要ないけど、南米とかヨーロッパとかに旅行に行きたいとか思ってる人で、日本の電化製品(PCとか)を持ってくる予定の人は、その時ないと困るのでは。と想像しています。
・ささやかな日本食
 税関でひっかからないものである必要があるけど、例えばインスタントみそ汁とか日本茶とか、日本のスナックとか、アジア系資本のスーパーに行けるまでを乗り越えるためにちょっとでもあった方が精神衛生上よさそう。
・現金、特に25セント硬貨。
 高額紙幣は、クレジットカードがあればまず使わないのでなくても平気。むしろ、コインランドリーとかで使う25セント硬貨が一番必要になる気がする。
・サングラス
 ボストンの紫外線は格段に日本より強いと感じている。最近、私は裸眼で2時間も歩くと目がしょぼしょぼになっちゃいます…。もし今使っているのがあるなら、ぜひ持って来て、着いたその日から使う方がいい。
・折りたたみ傘
 アメリカの折りたたみ傘は、どこがコンパクトやねん、と突っ込みたくなるほど巨大なやつが多い。小さいやつも探せば売っているんだろうけど、なかなかない。そして基本的にダサい(真っ黒とか真っ黄色とか、ビーチパラソルみたいなやつとか)。日本の折りたたみ傘は本当にちっちゃくて可愛い/かっこいい素晴らしい傘なので、当初からぜひ持って来た方がいい。夏もたまにスコールのような雨が降ったりします。長い傘はあんまり使い時がないので、なくてもいいと思いますが…。


冬はこんなでも、


夏はこんなに綺麗な街です。