2017年8月24日木曜日

新サイトリリースのお知らせ

Fletcher Japan Clubでは、フレッチャースクールについての日本語情報をご提供するため、
ウェブページを新設いたしました。

在学する日本人学生が、最新の学校の様子をお伝えしてまいりますので、
どうか新サイトもご参照ください。

Fletcher Japan Club 日本人非公式サイト:
https://www.fletcherjapanclub.org/

2016年1月29日金曜日

フレッチャー生活

春学期に入ってから、授業がこれまで以上に楽しい。。最後のセメスターだからなのか、久しぶりにフレッチャーに戻ってきたからなのか、去年に比べて(今のところ)雪が少ないからか。とにかく、やっぱりフレッチャーの授業は面白い授業が多いなと思います。

一週間のスケジュール

今までもカリキュラムの紹介などしてきましたが、イメージを掴みやすくするために、実際の授業スケジュールの一例を紹介したいと思います。


1月の一週間スケジュール


え、スカスカじゃないですか!?と思ったあなた!このスケジュールは主に授業だけなので、リーディングや課題、グループワーク、修士論文(Capstone)をやっていると、あっという間に1日が終わります。去年は、雪のために休講になった授業のメイクアップクラス、アジアナイトの準備なども加わって、1月、2月は思い出せないくらい忙しかったです。


と、忙しいアピールをしても仕方がないのですが、学校生活はそれなりに忙しいです。それでも合間に時間を見つけて、クラスメイトとご飯にいったり、ジムにいったり、気分転換になるようなことも意識してするようにしています。忙しい中でいかにバランスをとるかは難しいですが、授業に集中するためにも、たまに息抜きをして疲れすぎないことも大事かと思います。(試験期間中はそんなことも言ってられないかもしれですが...)

授業形態

授業によって異なり、レクチャー形式、セミナー形式と両方あります。レクチャー形式でもあまり話してないとコールドコールをしてくる教授もいますし、いきなりクラスの前にきて授業のディスカッションのファシリテーションをしろなんていう無茶振りな教授もいます。どういう授業形態かは、授業評価も出ていますし、事前にその授業をとった人に話を聞いてみてもいいですし、ショッピングデーという授業を決めるための期間もあるので、その期間を利用して授業に出てから実際にとるかどうか決めることもできます。


リーディング

これは授業によって全く異なるので、一概には言えないですが、外交、歴史、政治(DHP)系の授業はリーディングの量が多いです。ちなみに私がとっている中国の歴史、外交関係に関する授業は、週2に2回の授業ですが、今日のリーディングは、115ページでした。全部はとても読みきれないので、飛ばして読むようにしますが、どうリーディングをこなすかは慣れるまでは大変でした。授業によってはスタディーグループを作って、分担して要約を作ることもあります。

課題、試験

これまた授業によるのですが、ファイナンスや経済学などはプロブレムセットと言われる課題を毎週提出しなくてはならなかったり、DHP系のクラスは、エッセイを書いて提出したりと様々です。試験も教室内での試験もあれば、持ち帰ってできるもの、自分で時間を決めて受けられるものと様々です。求められるエッセイのページ数も様々ですが、多いもので、30ページくらい。こういった授業を2つ同時にとると結構きついかな、と思います(英語力にもよりますが)。求められる課題、課題のページ数、試験日程などよくよくみてから授業選択をすることをお勧めします。


授業のことばかり書いてしまいましたが、週に1回ソーシャルアワーという生徒同士が交流できる時間(無料で食事提供もあり)があったり、クラブや学校がゲストスピーカーを呼んだり(今日はCoca-ColaのCEOがきてました。)、カンファレンスがあったりと授業以外でもいろんなイベントがあって、様々な交流、学びの機会が提供されています。

雪が降った日の後のボストンコモン

冬でもリスがたくさん











2016年1月24日日曜日

交換留学制度

最後のセメスターが始まってしまいました。フレッチャーは、面白そうな授業も多くて、要件を満たしつつ、どの授業をとるか本当に悩ましいです。


さて、よく聞かれる質問の中で交換留学制度についてよく聞かれることがあるので、申し込み方法や、実際に交換留学に行ってどうだったかについて投稿したいと思います。

交換留学制度

フレッチャーには交換留学制度、Joint Degree制度があり、交換留学の場合は、秋学期か春学期に提携している学校に留学をし、そこで取得した単位をフレッチャーの単位としてみなすことができます。提携大学は、大学HPにも載っています。私は、この中でスペインにあるIEビジネススクールに留学しました。以下は、私が昨年応募した時に基づいた情報ですので、正式な情報は学校に確認してください。

よく聞かれる質問

Q. 応募プロセスは?

A. 年によると思いますが、私の時は、2月くらいに説明会があり、3月の初めまでに、Statement of Purpose、大学以降の成績をregistration officeに提出しました。春休み中にregistration officeからメールがあり、行き先が決まりました。GMATやTOEFLの成績は求められませんでした。ビジネススクールだとコーポレートファイナンス(B200)の授業を履修することが要件となっています。

Q. 語学(フランス語、スペイン語、中国語 etc...)は、どれくらいのレベルがもとめられますか?

A. 授業はほとんどの学校で英語で行われます。よって、選考の過程で第二外国語ができるかどうかは、そこまで重視されないと思います(できるに越したことはないと思いますが)。私は、スペイン語は、ほとんどできなかったですが、受け入れ先の大学でスペイン語のクラスがあったので受講していました。マドリッドのような都会では、あまりスペイン語ができなくても問題なかったですが、生活面でどれくらい語学が求められるかにもよるかと思います。

Q. 交換留学の競争率はどれくらいですか。

A. 一概には言えませんが、少なくとも私の時は、そこまで競争率が高くありませんでした。というのは、交換留学にいってしまうと、ハーバードやMITの授業が履修できなくなってしまうからです。他校で単位を取得できるのは、全単位数の1/4と決まっており、交換留学で単位を交換すると、この1/4の単位を使ってしまうことになります。また、フレッチャーにもたくさんいいクラスがあるので、やっぱりフレッチャーに残りたいという人もいます。

Q. 複数の学校に申し込みをすることはできますか。

A. できます。私は、3校のビジネススクールに応募し、優先順位を学校側に伝えました。出願書類も学校ごとに3つ用意しました。一つの学校に希望者が多いこともあるので、どうしても交換留学に行きたい場合は複数校応募することをお勧めします。

Q. 単位はどのように交換されるのですか。

A. 学校ごとにシステムが異なるので、何単位以上、交換留学先で取得しなくてはならないかは、HPにも説明があるかと思いますが、registration officeによく確認してください。私の場合は、IEで105単位以上とれば、フレッチャーで4単位取得したことになりました。

IE Business Schoolに留学して


交換留学先のIEビジネススクール

交換留学制度に申し込んだ理由ですが、もともと、ビジネススクールに行くか、フレッチャースクールに行くか迷っていたこともあり、交換留学は、入学前から考えていたことでした。フレッチャーでも、ビジネス関係のクラスはありますが、より実務重視な学校で自分を鍛えてみたいと思ったのと、異なる問題意識や目的をもった人たちとのネットワークを拡大したいという思いもあって、申し込みました。

IEでは、選択科目期間にいくので、基礎をみっちり学ぶというよりは、コアを学んだ人たちと自分の関心に基づいて様々なコースを履修することになります。よって、授業の選択肢は、多かったと思います。

フレッチャーとの共通点

国際性:IEビジネススクールは、留学生が多く、その点ではフレッチャーと同じように国際色豊かな大学でした。ただ、ラテンアメリカ系の留学生が、フレッチャーよりも多かったです。

グループワーク:授業にもよるかと思いますが、グループワークがあり、レポートをグループで提出したり、プレゼンテーションをしたりしました。プレゼンの機会は、IEの方が多かったと思います。


フレッチャーとの相違点

授業の構成:フレッチャーでは、通常、1セメスター4単位取得ですが、IEビジネススクールでは、フレッチャーの1セメスターに2つのタームがあります。私は、一つの授業が10単位〜20単位で、合計125単位取得しました。

履修登録:授業は、夏休みの間にBidして決めるのですが、もともとIEにいる学生のと異なるスケジュールでBidがあるため、正規の学生のほうがやはり優先されているのではないかと思います。私は、取りたいと思っていた授業はすべてBidで取ることができました。

授業スケジュール:前述したように、授業の一つの単位数が異なり、3日で集中して授業がある日もあれば、あまり授業がない週もあったりとバラバラでした。授業の時間帯も早いもので、朝8:30から、遅いもので、夜10時までありました。

教授陣:国際関係の大学院とビジネススクールなので、そもそも重視していることが異なるのですが、フレッチャーがよりアカデミックな教授が多いのに対し、IEでは、元コンサルや現投資家など実務経験豊富な教授陣が多かったです。また、スペインの大学だったからか、スペイン、アルゼンチン、アメリカ、イギリスなど教授陣の国際色も豊かだったと思います。

大学の施設、生活環境:図書館、ジムなど大学の施設はフレッチャーの方が充実していました。ただマドリッドは都会なので、フレッチャーの周辺と比べると生活面で困ることはほとんどなかったです。天気もいいし、食事も安くて美味しいです。

総じて、IEビジネススクールへの交換留学はとてもよかったと思っています。授業は、起業、国際経済、ストラテジー、マーケティング、CSRなどいろいろな授業を履修しましたが、ケースやクラスのディスカッションを通じて、フレッチャーとは異なる観点でいろいろ学ぶことができました。

選択科目の期間で、すでにIEの中で密なネットワークができている中でとけ込めるかな、という心配も少なからずありましたが、同じように交換留学できている学生もそれなりにいましたし、グループワークなどを通じてクラスメイトとも仲良くなることができました。ジャパンクラブもあり、日本人もそれなりにいたので、わからないこともいろいろ教えてもらえて助かりました。

たまに行ってた公園(Parque de El Retiro)

フレッチャーに戻ってきて、最後のセメスターは、キャップストーンもあるから履修する授業の負担は少し減らさないとな、と思いつつ、結局興味ある授業を履修したら、それなりに大変なセメスターになりそうです。苦手な科目にも挑戦しつつ、自分をストレッチさせられる機会をうまく使っていきたいと思います。卒業まで、あと4ヶ月。。。

戻ってきたボストン。寒いです。




















2015年10月28日水曜日

フレッチャーのスタッフの方に、受験について聞いてみました

前回の投稿からだいぶ間があいてしまいましたね。
こちらはちょうどミッドターム(中間試験)の真っ最中です。
このミッドターム、通常の授業と同時並行で進むので、本当に大変です。今期はプレゼン2本、エッセイ2本、持ち込み不可のインクラステスト1本と、本当に本当に辛かったです。そして、日本のように「よし打ち上げだ!」と騒ぐ暇なく、また授業が始まります。予習が終わりません… 
 
さて、ミッドタームが終わりものすごく気分がいいので、今回はフレッチャーのスタッフであるモリス麗子さんに、アドミッションのことなどについて、いろいろとお話を伺いました。日本人受験生へのサービスです。
 
まあ、こっちに在住のアメリカ人は、気軽にface-to-faceでアドミッションに質問できてしまいますからね。簡単にはアメリカに来られない方向けだとすれば、誰も怒らないでしょう。アメリカに住んでいないほかの外国人からは怒られそうですが。
なお、今回はモリスさん個人のご意見ということで、HP掲載の許可を得ております。事実関係に関しては間違いはないでしょうけれど、オフィシャルな回答ではない、ということを肝に銘じておいてください。「おたくの職員さんがこんなことを言っていましたが、本当ですか?」などと、アドミッションに聞かないように笑
 
 
―まず、モリスさんのお仕事についてお教えください。
 フレッチャーの留学生のサポートがメインです。日本でいう教務課職員に当たるような感じでしょうか。フレッチャーに来てから約2年、それまでは日本の大学でも同じような業務をしていました
 
―今日はこれから受験を考えている日本人向けのアドバイスをいただきたいと思っております。いきなり本題ですが、日本人のフレッチャーの入学は難しいでしょうか?日本にいるとき、「とりあえず出せば受かる」とまことしやかにささやかれているアメリカの大学院をいくつか聞いたことがあります。フレッチャーは入っていなかったので、受験するときは、本当に不安でしたね。
 (とりあえず出せば受かると言われている大学院名を聞いて)なんと…意外ですね、あそこもそこも、大学院ではアメリカのランキングの上位に入るくらい、しっかりしたところなんですけどね。もうご存じだとは思いますが、フレッチャーにもたくさんの方から応募が来て、かなりの競争です。だいたい1月から3月までがオフィスが忙しくなる時期ですね。
 ここだけの話、アドミッション内での日本人の評判は良いです。これはお世辞でもおべっかでもありません。その理由に、まず日本人は責任感のとらえ方が違うというのがあります。他者を尊敬する、だらしなくない、書類もしっかりしているなど、ほかの出願者に比べて、いろいろな点で心配がいらないからです。トッププライオリティと言っても、言いすぎではないかも。アドミッションのダイレクターも、アジアが大好きですからね。現に、今学期(2015年9月)在籍の留学生(1年生+2年生+OPT)の中で、インドの47名の次に日本人が多く、その数は32名です。ほかの大学は中国人が多いので、フレッチャーは珍しいと言われています。あと、フレッチャーの日本人の卒業生に立派な方が多いのも、理由の一つですね。評判が違います。
 
―日本人が多いと英語の勉強ができない、という意見もありますが、実際に留学してみて、やはり最後に助けを求められる日本人がいるというのは、すごく助かりますね。英語は自分から違う世界に飛び込めばいいだけですし。ところで、アドミッションオフィスはどんな体制なのですか?
 入学者を決める決定権がある職員が3名、そのアシスタントが2名の計5名です。忙しい時期にはヘルプも入ります。TOEFLやGREのスコアなどのデータ集計などが、彼らの主な仕事ですが。
 
―もうその単語を聞きたくないですね。フレッチャーは100がラインだったので、ドキドキしっぱなしでした。
 もちろんスコアだけで全ては決まりません。エッセイもありますし、面接をする人もいますしね。
※ 受験生の中でも、出願後、個別にアポをとってアドミッションと面接をする強者(日本人にとって)もいるそうです。私にはそんな勇気はありませんでした。
 
―出願後、どのようなスケジュールなのでしょうか?
 詳しくは言えませんが、書類選考があって、その後教授会に諮ります。教授たちもちゃんと読みますよ、皆さんのエッセイ。 

―日本でささやかれていた噂の一つに「早めに願書を出せば有利」というものがあったのですが、本当ですか?確か私のときは1月と2月に出願締め切りが設定されていて、前者は奨学金付の入学申請でした。奨学金はいらなくても、1月に出しておかないと、席が埋まってしまう、という可能性はあるのでしょうか?
 早めに合格が出ることはないですね。そこは安心してください。ただ、日本の大学のように「○月○日以降から審査を始めます」というのとは違って、届いたものからどんどん審査されます。Rolling Admission Periodというのですが、早く出せば早く読んでもらえるというのは確かです。
 
―合格が確約されるわけではないのでしょうけど、やはり早く出すことにメリットはあるんですね。もう一つ噂で、「アドミッションオフィスに変な質問をすると悪い印象を抱かれて、合格できにくくなる。だから、極力聞かない方がいい」というものがあります。事実、私も出願に際してわからないことだらけでしたが、聞くのに躊躇した記憶があります(笑)
 そんな噂があるんですね。答えはノーです。もちろん、「全部教えて」とか「代わりに書いてください」みたいなメールが来たら印象は悪いですが、普通であれば、それをアドミッションの検討材料にする、なんてことはありません。現在の担当窓口の職員がすごく丁寧な人なので、邪険に扱われることもないでしょうし。アドミッションの担当が以前、日本人学生はあまりダイレクトに質問をしてこない、と言っているのを聞いたことがあります。ほかの学生はどんなことでも聞いてきているということでしょう。なので、気にする必要はなく、わからないことがあったら、遠慮なく聞いてください。
 それと、もし私に回答してほしければ、アドミッションへのメールのccに私のアドレスReiko.Morris@tufts.eduを入れてください。メールの文面のどこかに日本語が入っていれば、まず確実に私に回答依頼が来るでしょうし(笑)私から皆さんにメールするのは、通常入学者が決まってからです。なので、この方法はある意味裏口ですね(笑)
 
―なるほど。出願に際していろいろな大学のHPを見て、一生懸命調べるのですが、本当にこの情報が正しいのか、これで不足はないのか、と、ものすごく不安でした。そんなときに相談できる方がいるのは、心強いですね。私も合格が決まってからどうしてもわからない手続があり、勇気を振り絞って質問したところ、モリスさんから日本語で返信が返ってきて、ほっとして泣いた、という経験があります。あ、泣いたのはうそです。
 皆さん不安ですものね(笑)その点、アメリカ人は9.5を理解しても0.5わからなければ、必ず聞きにきます。日本人は謙遜される方が多いのでしょうけど、わからなければ遠慮なく聞いてください。
 
―今日はありがとうございました。立派な記事にします。
 立派にがんばってください。あと、来年もたくさんの日本人の方を迎え入れたいですね。インドを抜きましょう。
 
 
というわけで、これが1時間ちょっとのモリスさんへのインタビュー全容です。こうすれば受かる、必ず受かる、というのはありませんし、出願は競争です。ただ、アドミッションが日本人受験生に対して好印象を持っている、というのは、HPでは知りえませんし、何よりも受験に当たっての心の支えになるのではにないでしょうか。
もうアーリーアドミッションが始まっていて、願書の締切も間近だと思います。(私も何人かの受験生から相談を受け、願書のドラフトを見ました。2年前の地獄を思い出し、ついつい目線が厳しくなってしまったのは内緒です。ごめんなさい。)モリスさんもおっしゃっていたとおり、アーリーで席が全て埋まるということではありませんが、早めに出すことに、ある程度のメリットもあります。なので、準備はお早めに、そして、いいものを作ってください。
 
ボストンは最高気温が一ケタという日も増えてきています。日本も寒くなってきていると思いますので、体調には十分気を付けてください。私は風邪を引きました。よろしくお願いいたします。
 

(モリスさんの写真を取り忘れたので、最近行った国道沿いのダイナーで食べたものを張っておきます。まんま映画の世界でした。)

2015年8月30日日曜日

アジアリーダシップトレック

ボストンのメリットの一つとして、近くにハーバードやMITなどの有名な大学があり、授業をとって単位交換(一定の制限あり)したり、各種イベントに参加することができることがあるかと思う。私も、ハーバードのEnergy SymposiumとSocial Enterprise Conference、MITのAsia Business Conferenceなどに出席した。

今回は、私が夏休み中に参加したハーバードのアジアセンターが主催しているアジアリーダシップトレックについて書きたいと思う。トレック中にあったことを全部書こうと思うと書ききれないので、申し込み方法、参加してよかったこと、よくなかったことに絞って書くことにしたい。

申し込み方法


10月くらいに、Sociallistというフレッチャーのメーリングリストで、トレックの情報が紹介される。Sociallistは、イベント情報から売ります、書います、探してます、などのあらゆる情報がメールでくるので、情報を見逃さないためにも、アジアリーダーシップトレックのHPを確認しておくことをお勧めする。

アジアトレックは、冬と夏にあり、締め切りは、夏のトレックでも11月という早めの締め切りになっている。私は、うっかり締め切りを見逃して、1月に応募したが、Waiting listに入れるからという連絡がきて、しばらくして参加できるという連絡がきた。

オンラインで聞かれた主な質問は以下のとおり。
・トレックに期待すること、参加する目的は何か。
・現在のフォーマル、インフォーマルなリーダシップの経験。
・自分の持っているスキル等を通じて、どのようにトレックに貢献できるか。

アジアトレックは、Public Serviceの目的もあるので、この他、TEDトークをやりたいか、ワークショップに(パネリストとして)参加したいかなども聞かれる。また各国を訪問する際の訪問先の紹介などをするカントリーリーダーをやりたいか、広報活動をやりたいか、トレックに関する本の執筆をやりたいかと言ったことも聞かれる。こういった質問に関しては、実際はあとで変更することも可能だった。

トレックまでには、3回のInfo sessionがあり、訪問先の説明や、それぞれの役割について説明があった。参加はマストと言いつつ、参加できない人がちらほらいて、結局はトレック開始後にいろいろと調整することになった。

参加してよかったこと


アジア各国の現状を多角的に理解する。


私が参加したトレックでは、マニラ、広州、深セン、香港、バンコク、ソウル、ウランバートルの7つの場所を訪問した。訪問先もなるべく偏らないように配慮がされており、政府機関、議員、大企業、NGO、社会起業家など様々だった。そのため、その国の経済成長や市場の可能性ということだけではなく、政治や社会問題などについても知ることができた。


格差問題を知る


例えば、フィリピンは、国内消費に牽引され、2015年の経済成長率は、6.3%ASEANの中でも最も高い経済成長率を達成している。英語を話すことができる若い人材が多いことから、インドを抜く世界のコールセンターとなっており、BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)の市場としても成長している。また、訪問した中華系財閥のSMグループ、スペイン系財閥のアヤラ財閥など10の同族経営企業が市場を独占しており、小売やインフラ事業などで強い影響を及ぼしている。一方で、貧困や汚職といった問題が深刻であり、実際に少し郊外の方に行くとスラム街が続いているのを見ることができた。

一見、豊かそうな香港でも貧困の格差は深刻である。実際130万人もの人が貧困であると報告されており、ケージホームと言われるとても小さいスペースに住んでいる人もいる。こういった社会問題に関しては、多くのNGOが活躍していると言っていた。また、トレック中に香港に在住している友達に会うことができたのだが、その友人の旦那さんももとはあまり裕福ではない家庭の出身であったが、今はパイロットとして活躍している。企業側でも香港のパイロットを増やそうという取り組みがあるようで、一部の業界ではあるかもしれないが、貧困家庭でもチャレンジする機会を与えられているようだ。


ウランバートルに人口が流入しているモンゴルでは、貧困問題が環境汚染も引き起こしていた。ゲル地区と呼ばれる地域に、ウランバートルの人口の2/3が住んでいるが、冬になると石炭で暖をとるため大気汚染が起こる。私も、実際冬のモンゴルには行ったことがあるが、外に出ると空気の悪さを感じることができた。裕福な人たちはこの大気汚染を避け、反対側に立つ高層マンションに暮らしているとモンゴル人が説明してくれた。


モンゴルの街並み。奥に見えるのがゲル地区。



各国の若者との交流


トレック中は、ほとんどの国でリーダシップカンファレンスがあり、その国の大学生や高校生と交流することができた。シャイな学生も多かったが、語学力もあり、米国の大学に行きたいという希望を持っている学生も多く、真剣にアドバイスを聞いてくれた。

リーダーシップカンファレンスでは、自分のプレゼンに加えて、ワークショップ、キャリアメンタリング、キャリアディベロップメントの計5つの出番があった。まだまだ若いつもりでいたが、自分も一定のキャリアを積んできて、人に教えられることがあるんだとあらためて再確認するとともに、人に教えることで自分もたくさんのことを学ぶことができたように思う。

ワークショップでは、Woman and Leadershipというワークショップを開いたのだが、どの国でも活発に議論が行われた。香港では、耳が聞こえない女の子が、手話通訳の人を連れて参加してくれて、 障害者であるがゆえの問題を提起してくれ、女性だけでなく、障害者も含めて、多様な社会を作っていくことが大事だという話になった。ワークショップを通じて、自分もあらためて考えさせられることが多かったし、参加者や一緒にパネラーとなったトレッカーからも学んだことが多かった。


フィリピンの学生達と

リーダシップを学ぶ。


今回のトレックでは、計32名が参加したが、一緒に参加したトレッカーは、ハーバードの現役生か卒業生が多く、ケネディースクール、教育学大学院、HBSなどから参加していた。フレッチャーは、卒業生も含めると計4人だった。

皆、性格も様々だったが、プレゼンは内容ややり方を含めて勉強になったし、トレックの途中で、グループの決まりを再確認したり、トレックがよりよいものになるようにいろいろと提案したりしていて、とても自主的に動いていたように思う。

自分のワークショップがない時には、他のトレッカーのワークショップを聞きにいったが、皆プロフェッショナルとして堂々とわかりやすく説明していた。聴衆の巻き込み方など勉強になる部分も多かった。

グループなので、揉め事も少しありはしたが、様々な形のリーダシップを見ることができたことは勉強になった。トレックが終わった後も、再度ボストンで会ったり、ネットワークの拡大という点でもよかったと思う。

マニラのADB本部を訪問

よくなかったこと


突然の変更


事前に聞いてはいたが、やはり多くの人数、多くの調整があると仕切る側もそれなりに大変であり、 disorganizedな部分がでてくる。訪問先に関して、当初ベトナムに行く予定だったのに、いきなり韓国に変更になったという連絡がきて、参加者から不満の声が上がった。

また、私が予定していたプレゼンは、当初60分と言われたが、直前に15分にしろと言われて困った。聴衆についても、何度か確認していたが、結局は自分のテーマに関心がなさそうな分野の人たちで、ほとんど最初の概要だけ説明して、詳細を省いたプレゼンになった。臨機応変に対応する必要もあるとは思うが、もう少し、事前に情報を与えてもらいたかったというのが正直なところである。

体調管理


訪問先も多く、特に、ソウルに着くまでは、とても暑い国が多かったので体力が消耗された。どの国も交通渋滞がひどく、暑い中を次の訪問先まで歩いていかなくてはならないこともあった。また、食あたりなどで体調を崩す人が何人かでた。体調は自分で様子をみつつ、しっかり休養もとりながら、参加すべきかと思う。そうでないと自分が行きたかった訪問先に行けなくなったり、参加できても集中できないといったことがおきてしまう。

訪問したことや、自分が学んだことを全部書こうと思うと書ききれないが、総じて、参加してとてもよかったと思っている。訪問先や一緒に参加したメンバーにもよるかもしれないが、これまでとは違う視点でアジア各国について学べ、リーダーシップやチームワークといったソフトスキルについてもいろいろと学ぶことができた。


 C-ASEANを訪問







2015年8月23日日曜日

学校の施設

夏休みが終わろうとしています。早い。。

今年入学予定の人たちは、すでにボストンに到着している人も多いかと思いますが、今日は学校の施設について紹介したいと思います。

図書館


Tisch library

タフツ大学にあるメインの図書館。学部生も多く使っているので、場所によっては少しうるさかったり、お菓子を食べている臭いがしたりする。Ginn libraryより広いので、静かな場所を見つけて勉強することも可能。試験前は、午前3時まで開いていることもある。

タワー カフェという小さなカフェも中にあって、勉強の合間に休憩したり、スナックを買ったりできる。Tisch libraryの屋上からは、ボストン市内が見渡せてきれい。

映画が好きな人はTisch libraryで映画を借りてみることもできる。邦画もあり、豊富なコレクションが揃っている。また、タフツの学生であれば、一部の映画をストリームしてみるも可能なので、映画好きの人は試してみてもらいたい。

Tisch libraryの前の銅像。冬はこれくらい積もります。

Ginn library

フレッチャースクールの図書館。学校も小さいが図書館も小さい。試験前には、近くの寮に住んでいる学部生も勉強しにくるため、結構混み合う。席が見つからないことはないが、混み合っている状態が嫌いな人は、フレッチャー内で勉強できる場所を見つけたり、近くの(数少ない)カフェにいったりしている。また、ハーバードの図書館(24時間オープン)を使うことも可能なので、近くに住んでいる人は、ハーバードの図書館で勉強する人もいる。

Ginn libraryは、Tischよりも趣があり、通称ハリーポッタールームと言われるリーディングルームは、本に囲まれて、とても静かである。

Librarianたちもよい人たちで、試験前などは、学生のストレス発散のために、ヨガやドッグセラピーなどのイベントを開催してくれる。

※ややこしいですが、フレッチャーの図書館ではありません。ボストン公共図書館です。
ハリポタルームは、これよりかなり小さいですが、少し似た雰囲気ではあります。

スポーツジム&テニスコート


The Steve Tisch Sports & Fitness Center


タフツの学生であれば、大学のジムを無料で使用することができる。通常のジムにあるマシーンや、プール、サウナなどがあり、バスケなどの球技も楽しめる。

テニスコートは、フレッチャースクールの目の前にあり、無料で使うことができる。日本で高いお金を払ってコートを借りることを考えるとかなりお得。ラケットは、寮に入っている人は寮でラケットとボールを借りることができる。

フレッチャー生の中には、サッカー好きな人も多いようで、よくメーリングリストでサッカーしよう!という連絡もきているので、スポーツはいろいろと楽しむことができると思う。(吹雪の日を除いて…)

フレッチャーの前のテニスコート。たまには息抜きも必要です。

カフェテリア


Mugar Cafe

フレッチャーの中にある唯一のカフェ。スターバックスのコーヒー、ベーグル、マフィン、クッキー、サラダ、サンドイッチ、すしなどが置いてある。暖かい食事も一応あり、お皿にとって、重量で値段を払う。質は、正直いってイマイチ。。去年は、値段が高いのでボイコットを起こそうという動きもあったが、結局Student Councilに要請してボイコットはされなかった。そもそもスタバのコーヒーが高いので、それをMugarにいっても仕方がない気はするが、確かに食事は改善してもらいたい。電子レンジもおいてあるので、自宅からランチをもってきて、温めることも可能。


Dewick-MacPhie Dining Center

サマースクールに通った人は、すでにお馴染みのDewick。誰が評価しているのかはわからないが、噂によると全米で3位以内に入ったことがあるダイニングホールだと聞いた。まぁ、噂なので真相はわからないが、日本人は大抵そう聞くと驚く。ただ、ムガールが、本当にカフェのようなメニューしかないのに対して、Dewickは、種類が豊富ではある。


Carmichael Dining Center

フレッチャーから、さらに丘に登ったところにあるダイニング。Dewikと同じようなダイニングで種類も豊富。Dewickとの違いはアイスがおいてあることくらい?


校内でも貴重品の管理には気をつけましょう!

ヘルスサービスセンター


フレッチャーから、割と近い場所にヘルスサービスセンターがある。マサチューセッツ州法で、大学に入学する際に、多くの予防接種を受けなくてなならないが、もし渡米までに間に合わなければ、ヘルスサービスセンターで接種することが可能。

大学に入学する際には、健康保険料に加えて、ヘルスサービスセンター 料も支払いが義務付けられている。ちなみに、大学の健康保険は、それなりの値段がするが、民間の保険に加入するにしてもカバー範囲を大学側に証明したりしなくてはならないため、大学の保険に入る方が無難ではないかと思う。

ヘルスサービスセンターを使うには、電話もしくは直接いってアポをいれる必要がある。予防接種以外あまり使ったことはないが、私が検診を受けた際には100%保険でカバーされた。保険がどれくらい適用されるのか事前に確認するとよいかもしれない。

メンタルヘルスの場合は、ヘルスサービスセンターとは別のところにカウンセラーがいて、カウンセリングを受けることも可能。

健康第一です。ほんとに。

クインシーマーケット のクラムチャウダー。食べ過ぎも注意…。

2015年7月21日火曜日

MIBプログラム


こんにちは。本日はMIBプログラムについて紹介したいと思います!


■プログラム概要
MIBMaster of International Business)プログラムは、国際関係の要素とビジネスの要素を組み合わせたプログラムで、毎年30名前後の生徒が入学します。このプログラムは2008年頃に設立された新しいプログラムで、プログラムの趣旨(売り?)としては、『ビジネスを取り巻く環境はより複雑になっていき、政治、法律、経済などの国際情勢を鑑みた上でのリーダーシップ・判断が必要となっていく。その環境に適応できるようなcontextual intelligenceを国際関係・ビジネスの双方を複合して学ぶことで培っていく』、というものになっています。


■生徒のバックグラウンド
他のプログラムと比較し、民間企業から来ている生徒が多いです。特に、Social BusinessInclusive Businessをしたいと思っている人や、民間企業から国際機関/国際開発分野へキャリアに転換したい人が多いように思います。

学生の国籍は、Class of 2015, 2016の場合は、ざっくり半数はアメリカ人(もしくは、ヨーロッパとアメリカの両方の国籍を持った人含む)で、その他、メキシコ、トリニダートトバゴ、チリ、エクアドル、ナイジェリア、トルコ、インド、パキスタン、バングラデシュ、中国、台湾、韓国、日本・・という感じです。(思いつく限りですが・・)


ボストンの束の間の夏、ピクニック中の一コマ。女性が多いような気がしますが、現実は半々かな・・


■卒業要件
他のプログラムと比べて、MIBの要件、必要単位数は多めになっています。

(1) 必要単位:18単位(ちなみにMALD16単位です)
(2) 必要コース/要件:①-③の観点で、それぞれ満たす必要があります(ちょっと複雑)
 
 ①MIBの必修コース(Core Curriculum):多いですが、皆で同じクラスをとれるので仲良くなります。
 
  <Business Core>3.5 - 4.5単位
  • Strategic Management (0.5)
  • Financial Statement Management (1)
  • Foundations in Corporate Finance (1)
  • Statistics: Data Analysis and Statistical Methods for Business (1) ※事前に免除可
  • Marketing (0.5)
  • Regional Course on Business and Economic Contexts (0.5)-> China / Europe / India / Islamic World / Latin America から選択。Africaのコースも開始されるかも

  <Economics Core>0 - 2単位
  • One microeconomics course: Managerial Economics(0.5) or Microeconomics (1) ※事前に免除可
  • Global Macroeconomics (1) ※事前に免除可 
  <International Affairs Core>3単位

  • One international law course: International Business Transactions or International Fiscal and Financial Law (1)
  • Two Diplomacy, History and Politics (DHP) courses:DHPというカテゴリのリストの中より、2つを取る必要
 ②各フィールドの要件:下記2つのフィールドから一つずつフィールドを選び、選んだフィールドの要件を満たす仕組みです。
   ※よくあるフィールド内の要件は、必修科目1単位+選択科目2単位の計3単位など。
  • International Business Fields International Finance and Banking /  Marketing /   Public and NGO Management /  Strategic Management and International Consultancy
  • International Affairs Fields Development Economics  /   Human Security/Comparative Politics /  Humanitarian Studies /  International Business   and Economic Law /  International Business Relations /  International Environment and Resource Policy /  International Information and Communication /  International Monetary Theory and Policy /   International Negotiation and Conflict Resolution /  International Organizations /  International Political Economy /  International Security Studies /  International Trade and Commercial Policies /  Law and Development /  Pacific Asia /  Public International Law /  Southwest Asia and Islamic Civilization /  United States /   Self-Designed Fields of Study
 
 ③Capstone Projectいわゆる修論。         MIBの場合は、ケーススタディ、ビジネスプラン、市場分析などでもよさそうです。
 
Fletcherには、Language Requirementもあります。日本語で高等教育を受けてきた(英語がSecond Language)方は不要です。English Nativeの学生や、高等教育まで英語で学環境で育ってきたクラスメートは、試験を受けています)


私は現在1年目を終えたところですが、最初の1年、特に最初のセメスターは、MIBの皆で同じ必修の授業をとるので、必然的に仲良くなりやすいです。(逆に言うと、好きな授業をとれるのは1年目の2つ目のセメスター以降のお楽しみになることが多いです。)

専攻ですが、国際関係フィールドからはDevelopment Economics、ビジネスフィールドからは、何にするか現在検討中です。(入学して即座に!というよりは、クラスを受講しながら、専攻を決めていく人が多いように思います)

また、フレッチャーでは、ハーバード大学とクロスレジスターができるので、同級生はHBS(ビジネススクール),HKS(ケネディスクール), HGSE(教育大学院)等の授業を履修していました。MITの授業も先方の教授・フレッチャーの履修担当の人との交渉次第で履修できることもあるようです。
 

MIBならではの・・
基本的にフレッチャーは「Flexible」を売りにしているので、MIBの人しかとれないクラス等はありません。(そういうのを作らないようにしているそうです)

MIBプログラム特有のもので、カリキュラム以外には、以下のものがあるかと思います。
  • Dean Dr. Bhaskar Chakaraborti: McKinseyパートナーであったこともあり、スマートであることはもちろん、プレゼンや授業のファシリテーションがユーモアたっぷりで物凄く上手なDeanです。彼の受け持つクラスは大人気。
  • MIB Town hall meeting
    各セメスターごとに、MIBの学生(1,2年生両方)向けに開催されます。
    Alumniからのインターン、就職活動についての情報共有があったり、DeanMIBスタッフとともに、プログラムについてのフィードバック、新たな取り組みについての共有をしたりします。その後にパーティーなんてことがあったりなかったり。
  • IBGCInstitute for Business in the Global Context):
    リサーチセンター(?)のような立て付けで、
    MIBプログラムのスタッフが運営しています。IBGCのイベントとして、民間企業のExecutiveを呼んでの講演は頻繁に行われています。また、リサーチアシスタントとしてパートタイムで働いている学生もいます。(活動はMIBの学生に限ったことではないです)
  • MIBスタッフとの距離が近い
    (これは個人的な所感ですが、一学年
    30人程度なので、スタッフは必然的に?顔と名前、専攻・興味分野やインターン先やを覚えてくれているように思います。)




真ん中にいる人がDeanです。プレゼンのユーモアやファシリテーションが絶妙。


フレッチャーは全体として(規模が大きくないこともあり)、仲良く和気藹々とした雰囲気が流れていると思いますが、MIBは、最初から必然的に同じクラスを取ることもあり、その中でも「MIBネットワーク」は強いです。

個人的には、MIB最初の1年目は、上記の必修を中心としたクラスがほとんどになったので、2年目は必修以外の興味のあるクラスや、ハーバードのクラスを取れたらと思っています。

今度はインターン・就職活動について書いていきたいとおもいます♪



 テスト前の勉強 for Econometrics(計量経済学)..久しぶりに数学と格闘しましたが勉強になりました。